2015工学部案内|信州大学
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物質工学科の学びを活かし広がる将来、主なフィールド 精密機械・自動車分野において、新技術を支えていく役割を果たします。物質工学科Chemistry & Material Engineering化学の観点から、新しい製品の素材・材料を生み出していきます。学生メッセージ高校時代から化学が好きでした。一言で「化学」と言っても有機化学、無機化学、物理化学、生物化学など多様です。当学科では、そのような幅広い知識を身につける事はもちろん、週に2回ある学生実験を通して、興味や理解を深めていけます。「化学が好き」な皆さん、一緒にこの環境で研究をしていきませんか?化学が好きが出発点物質工学科中澤 博香<< Future Fieldsめっき法を活用し、低コストで微細な部品の作製に取り組んでいます。写真は分析化学実験の様子。学生は実験・演習を行いながら技術を身につけていきます。篠原 直行 准教授精密機械・自動車電機医薬品やバイオの研究、DNAなどの専門家として活躍します。化学・医薬実験を通じて深める学び工学的観点から新しい食へ生体内での複雑な化学反応のすべてに関与している生体触媒を工学的なものづくりに応用し、新たな“食”を生み出しています。写真は信州のきのことリンゴを利用したカレーです。天野 良彦 教授美と健康にも貢献するナノ材料創製コロイド・界面化学を利用したナノ材料の創製と応用に取り組んでいます。酒井 俊郎 准教授カリキュラム1年次生から化学に関する幅広い知識の習得を始められるように、4年一貫教育のカリキュラムを編成しました。1~3年次には基礎的な知識と技術とを培い、それをもとに4年次に物質工学科で行われている様々な研究からテーマを選んで卒業研究を行います。1年次(主な科目)2年次(主な科目)3年次(主な科目)4年次(主な科目)●物質工学入門●微分積分学●生物科学●物質工学セミナー など ●力学●一般化学●物理化学実験●無機化学実験●化学英語●有機化学実験●生物化学実験●生物化学●分析化学実験●有機化学Ⅰ、Ⅱ●無機化学、分析化学●物理化学Ⅰ、Ⅱ など●有機化学Ⅲ●化学工学Ⅰ●高分子化学●化学技術設計演習 など●無機材料物性●卒業研究●経営工学の先駆者へ学水中に油滴が分散しているエマルジョン。化粧品、食品、医薬品分野などで利用されています。28

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