2012環境報告書
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このたび「信州大学環境報告書2012」を発行するに当たり、徳永様からご意見をいただくことができ、厚く御礼を申し上げます。 本学は、日頃から環境配慮や節電に対して、教職員をはじめ学生も積極的に取り組んでいるところであります。 ご指摘の点につきまして、今後はエネルギー別及び施設別のデータを細かく検証することによって、一層の省エネルギー活動に取組んで参ります。 安全で安心な未来の構築に向けて、環境フロントランナー大学として、私達が社会をリードしていきたいと考えます。引続きご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。ご意見をいただいて信州大学長 山沢 清人 自然や環境という言葉から連想した空と大地と山と海を卵形の枠の中に入れてみました。 自然の美しさ、やさしさを表現できるように、色えんぴつのやわらかい線とできるだけ明るい色を多めに使うことで工夫しました。 卵形は丸くてやさしい輪郭と“守る”というイメージから卵の中に守りたい美しい自然を詰め込みました。作者コメント 今年の表紙は、西原莉央さん(理工学系研究科修士1年応用生物化学専攻) の作品です。 今年の表紙は、西原莉央さん(理工物化学専攻)の作品です表紙イラスト環境“マインド”をもつ人材の育成と新しい社会づくりへの貢献を期待します。長野市役所環境政策課 平成23年3月の東日本大震災や長野県栄村を中心とする地震による未曾有の大災害の発生では、DMAT隊、放射線測定チーム等の派遣及び各種災害調査研究等に取り組まれたとの報告を拝見し、関係された方々に、まず敬意を表したいと思います。 また、信州大学がこうした形態の環境報告書を継続して発行し、大学の組織活動が社会へ与える影響について説明責任を果たしている点から、社会的責任(SR: Social Responsibility)に係る好取組事例として評価したいと思います。 さて、本書についてですが、特集記事を通じて、「第16回環境子どもサミット」への環境ISO学生委員会の参画状況をはじめ、各キャンパスのEMS活動が良く開示されています。 また、トップメッセージの中に『信州大学の「環境“マインド”」を新しい社会づくりに役立てていく。』という一節がありましたが、各種論文及びエコキャンパスへの取組から学内での当該醸成が窺い知れます。 一方、改善すべき点としては、エネルギーの把握において、各エネルギー別でフォローできる記述が少ない点が気になりました。 エネルギー別及び施設別での検証を記載するとともに、具体的な指標・目標値を設定されれば、毎年の進捗状況がより客観的に管理できると思います。 結びに、本報告書は、若干改善すべき点が残されていますが、全般的に模範となる環境報告書であると思いますので、更なる改善を続けていかれることを期待します。係長 徳永 学50第三者からのご意見

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