2012環境報告書
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■ 講義棟の外壁補修工事について 人文学部講義棟の外壁クラックの補修工事時に、コンクリート色の外壁を、クリーム色と人文学部カラーである朱色に塗装することにより、景観が改善され,学生の修学意欲の増進が期待できます。■ 省エネ・リサイクル部会より節電のよびかけ 教育学部では、東日本大震災の影響と浜岡原発の稼働停止を踏まえて、大幅な節電が大学内でも急務となり、省エネ・リサイクル部会では出来るだけ効果的な節電を実現すべく、複数の取組みを提案しました。その中でパソコンの節電を提案し、個々の節電効果はささやかなものかもしれませんが、学部全体で皆一様に使用する大型家電が少ないので、普及率から言えばかなり高いパソコンの節電は有効な手段であると考えました。人文学部講義棟■ 講義室へのシーリングファン 設置について 経済学部の第1講義室及び第2講義室にシーリングファンを設置し、室内の空気を循環させることにより、冷暖房の効率を良くし、学生の就学環境の改善を図りました。第2講義室第1講義室第1講義室■ 安全で快適なキャンパス(就業)環境にするための要望・意見等について● キャンパス環境の問題点や要望 キャンパス内の施設や設備等のちょっとした問題点(ハード面)やこのようにしたら快適に仕事ができるのにと感じている点(ソフト面)などをお寄せ頂きます。 (例1)○○学部○○棟1階の廊下を夜間暗い中歩いていて、廊下に置いて あるものにぶつかりそうになったため、自動的に点灯する照明をつけ て欲しい。 (例2)異動により通勤時間が長くなったため、勤務時間の割振りを変更し、 始業時間を遅らせて欲しい。● 「ヒヤッ」とした、「ハッ」とした体験 日常の業務や活動の中には、もしかしたら重大な事故になったかもしれない、「ヒヤッ」とした、「ハッ」とした危険な事例があります。実際に事故になって現れる災害件数は氷山の一角で、その背後には事故に至らなかったヒヤリハット事例が多く存在するといわれています。これらを収集し、その情報を共有することで、危険に対する意識を高めることができます。 (例1)構内を自転車で移動中、落ち葉の積もっていた箇所でハンドルが取られ転倒した。 (例2)実験室で電気装置のコンセントを入れようとした時、コンセントが老朽化していたため、コンセントから火花が出た。 本学の第二期中期目標に「安全で快適なキャンパス環境及び就業環境の整備を推進する。」があります。 安全で快適なキャンパス環境、就業環境にするため、建物の耐震化やバリアフリー化などの安全対策は施設担当部署において必要な改修を順次行っています。また、部局ごと産業医や衛生管理者が定期的に職場巡視をして、問題があるところをその都度改善していますが、細部まで把握するには限界があります。 そこで、職場で常に業務を行っている皆様に何か問題がないか、改善してほしい箇所(ハード面)や事項(ソフト面)はないか要望や意見等をお寄せいただくこととしました。いただいた要望・意見等は関係部署で検討し、極力必要な改善を行います。 従来行っています「ヒヤッ」とした「ハッ」とした体験(ヒヤリハット)については、今回の取組みに含めることとなりました。 なお、氏名の記載については、いただいた要望・意見により改善等を行った際、その結果を本人宛に返信することとしています。 本学のキャンパスが安全で快適な環境となるよう取り組んでおります。47

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