2012環境報告書
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2-4 化学物質と廃棄物の適正管理■ 感染性廃棄物の管理■ 薬品管理(IASO)システムの運用 医学部附属病院においては他のサイトと異なり、医療廃棄物(感染性廃棄物)が排出されます。より厳重な管理が必要であるこれら医療廃棄物は、規定及び管理組織を整備し、廃棄手順の作成・徹底、排出された廃棄物の滅菌など徹底した管理を行い、危険防止と基準類の順守に留意しています。 また、廃棄物の徹底した分別を行い、たとえば医療廃棄物のうち注射針等の鋭利なものは専用の密閉容器へ、ガーゼ・包帯等の感染性廃棄物は専用のポリ袋で排出されます。■ 最終処分場視察 小諸市にある最終処分場株式会社フジコーポレーション(本社佐久市)に松本キャンパス環境委員会資源・エネルギー・ごみ部会長と、附属病院企画マネジメント課契約室マニフェスト担当者、松本ISO事務局員で視察に行きました。現在、廃棄物は処分を委託した場合でも適切に処分されるまでは排出事業者が責任を負うため視察を行いました。特別管理産業廃棄物である感染性廃棄物の最終処分場を視察し、許可証や処分現場、地域環境に対する配慮、作業環境が良好であるかを確認しました。 薬品管理(IASO)システムとは、信州大学で全学共通して導入されている化学薬品(及び高圧ガス)の使用量や在庫量などを管理するために開発されたシステムです。 教育研究上または職務上必要とする化学物質について、法律を順守し、化学物質等に関する作業環境管理、化学物質等の環境への排出の抑制、消防法危険物の保有量等を把握し適正な管理を行うため、また、化学物質等による事故の防止及び安全教育訓練を行う他、迅速な対応や効率的な運用を行うため、IASOシステムを導入しました。 薬品の適正管理、有害性チェック、取り扱い上の注意、法律的要求事項のチェック等が容易に行えるもので、WWW上で利用します。 システムは2つの機能に分かれています。個々の薬品の取り扱い(登録・使用・後処理)のためのe-webと、在庫薬品の検索・集計等のためのData Managerです。 化学物質及び高圧ガス等を取り扱う全学関連部局等の全構成員(教職員・学生及び信州大学において研究活動に従事する者)はIASOシステムによって全ての化学物質を適性に管理することが義務付けられています。IASO入庫登録感染性廃棄物が入った専用ポリ袋薬品棚最終処分場視察39
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