2012環境報告書
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講師に青木健太郎氏(国連工業開発機構)をお招きし、「地域資源としての森林の機能、再生可能エネルギー資源としての森林の役割」と題し、再生可能な地域エネルギー資源としての森林バイオマス利用について等のご講演をいただきました。当日は133名の出席があり、講演後には質疑応答が行われ、盛んな質問や意見が出され、とても有意義な講演会となりました。 本学部に於いて、外部認証機構によるサーベイランス審査が、昨年と同じ審査員をお迎えし、2日間の日程で実施され、結果は「適合」でした。 日頃のEMS(環境マネジメントシステム)運用状況や農援隊(※)の活動等に対して高評価を得ましたが、ごみ分別などいくつかの改善点も指摘されましたので、来年度の更新審査に向けて修正していきます。(※)農援隊→信州大学農学部栄村震災復興支援隊 平成23年度は、廃棄物処理場や原子力施設への見学を行いました。その中でも、浜岡原子力館への見学は、原子力発電の仕組みについて学びました。エネルギー問題について深く考える機会でした。 農学部附属図書館にご協力をいただいて、学内のみんなが持つ「自分はもう使わない本」を他の人に有効利用してもらうことを目的とした本棚です。図書館の本のバラエティーを充実させるとともに、リサイクルより重要な本のリユースを促進します。みんなのほんだな浜岡原子力館サーベイランス審査の様子環境講演会の様子Environmental reportEnvironmental report南箕輪キャンパス 農学部EMS活動15 長野市のビッグハットで開催された第10回信州環境フェア2011に参加しました。今回は、木質チップを使ったお絵かきや廃油キャンドルのデコレーションを行いました。子どもたちの参加はもちろん、大人の方も一緒になって参加して下さいました。信州環境フェア2011への参加 農学部環境ISO学生委員会では定期的に情報誌「あぐりそん」を作成し、生協食堂前のメイン掲示板に掲載するとともにPDF化して配布しています。委員会が今取り組んでいる活動やごみ分別率調査の結果を紹介し、学生や教職員の環境意識の向上に取り組んでいます。広報誌発行環境ISO学生委員会環境施設見学みんなのほんだな 環境ISO14001を運用し、本学のエコキャンパスを構築する中で、学生・教職員の環境マインドを育成する活動の取組みの一環として、重要な役割を担っている環境内部監査員の養成講習会を開催しました。今年度は55名が受講し、外部講師による、1日目は「講義」、2日目は「演習」及び「修了試験」、計2日間の講習を終え、資格を取得しました。環境内部監査員養成講習会開催 東京ビッグサイトで開催された「エコプロダクツ2011」を見学してきました。エコプロダクツとは環境配慮型製品・サービスに関する一般向け展示会のことです。 出展は主に企業や業界ごとの共同展示ですが、大学等の教育機関からも多数参加しており、このような様々な視点からエコをとらえることのできるイベントに、環境分野に力を入れている我が信州大学も出展できれば素晴らしいと感じました。2年次サーベイランス審査実施環境講演会の開催内部監査員養成講習会の様子エコプロダクツ2011に行ってきました環境ISO学生委員会環境ISO学生委員会環境ISO学生委員会エコプロダクツ2011信州環境フェア2011情報誌「あぐりそん」

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