生活ガイド2010-2011
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信大キャンパスタウンガイド松 本丸山 寛子 さん根岸 夏寿 さん授業中MATSUMOTO CAMPUS理学部4年生からの研究に備え、化学実験の基本を身につけるための授業の一つです。楽しい実験もありますが、危険な化学薬品を取り扱う緊張感が漂う実験も。落ち着いて手順を間違わないようにするのが鉄則です。上級生編Campus Life at Shinshu Univ. 松本Campus 理学部の中でも、とくに化学科は白衣を着て試験管を振っているというイメージが強かったんですが、予想はほぼ当たっていましたね。基本的には、講義を受けて実験、研究結果をレポートにまとめるというのが一連の流れになりますが、実験の時間はかなり多く用意されていると思います。実習は1年次後期から始まり、塩酸、硫酸、アンモニアなどいろいろな溶液を使うので、いつの間にか白衣がすごい色になっている人もいますね。 まだ将来の夢は明確に決めていませんが、入学したときからできるだけ可能性を広げておきたいと考え、就職、教職、大学院の3つの道を視野に入れて学んできました。授業が忙しいこともあって、アルバイトは週末限定。1年次の夏からずっと同じファミレスで働いていますが、長期休みには税金を払わなければいけないぐらい頑張った思い出もありますよ。将来への選択肢を広げながらじっくり自分の可能性を試したい。 私が化学科をめざしたのは、まず実験が好きだったことと、将来は化学の力を生かして水や森を守る環境活動に役立ちたいという思いからでした。実際にはもっと環境寄りの学科もあったのですが、やはり化学の知識を身につけておくことは大切だと考えています。いまは新しいことを知るたびに、知らなかった世界が開いていくのが楽しいですね。時間を持て余さず、つねに動いているのが好きなタイプ。週4回の合気道の部活や、居酒屋やカレー屋でのアルバイトなど、できるだけ予定を詰めて毎日を充実させるようにしています。 住まいは賄いなしの下宿で、現在は信大生5人の共同生活。みんなで食材を持ち寄って一緒に料理を作ったり。お互いに助け合えるのが良いですね。クラス、下宿、部活、バイト。いろんな場所に素敵な仲間がいてくれるのが元気の素になっています。クラス、下宿、部活、バイト。いろんな居場所があるのが楽しい。(左)丸まるやま山 寛ひろこ子さん(化学科3年:長野県出身・松本県ヶ丘高等学校卒)/(右)根ねぎし岸 夏かすみ寿さん(化学科3年:埼玉県出身・浦和高等学校卒)MONTUEWEDTHUFRISAT・SUN1計測化学固体化学分析化学演習Ⅱ午前はバイト、 午後は部活 日曜は1日バイト2大気環境学生態毒性学有機化学Ⅲ3生態システム学Ⅰ有機化学実験有機化学実験4古生物科学5 or 放課後部活(合気道) 16:30~21:006 or 放課後部活(合気道)16:30~21:00バイトバイト部活(合気道)~21:00根岸 夏寿さんの1週間 (3年前期)理学部棟内で自習中。部活の合気道、後輩指導に熱が入る。高校から愛用している自転車で通学。バイト先メーヤウは学生にも人気の店。有機化学実験担当 小田 晃規 教授 太田 哲 准教授 庄子 卓 助教11Guide of Campus LifeSHINSHU UNIVERSITY
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