信州メディカル産業振興会 メールニュースVOL.12 2011/8/18発行

2011.08.19

信州メディカル産業振興会 メールニュース          

         VOL.12   2011/8/18   
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このメールマガジンは、信州メディカル産業振興会会員の皆様に 
お送りしています。企業担当者の方々は、それぞれの関係各署へ 
情報のご提供をお願いいたします。              
                              
【注意!!!】                       
お使いのメール環境によってwinmail.datが添付される場合がござ
いますが、内容には関係ございませんので、そのまま削除願います
                              
                              
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+ 目 次                         +
+                             +
+ ■信州メディカル産業振興会からのご案内         +
+  □各部会の活動報告                  +
+  □松本歯科大学 推進研究報告会 開催         +
+                             +
+ ■会員企業からの情報                  +
+  □キッセイ薬品工業株式会社からの情報         +
+   「科学技術・研究開発国際比較」           +
+  □平成23年度JSTイノベーションサテライト静岡   +
+                    研究成果報告会  +
+  ~~ 長野・山梨・静岡が育むイノベーション ~~   +
+                             +
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======信州メディカル産業振興会からのご案内======
          各部会の活動報告
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会員の皆様にご協力いただいたアンケートを元に、8部会が発足い
たしました。
初回の活動は、今後の活動に対する意向を集約するため、各部会毎
に意見交換会を実施いたしました。
ここからは各部会の意見交換会について簡単にご報告いたします。
◎再生医療工学部会(7月20日実施)
会員の希望として、部会活動を通して、再生医療研究の最新情報に
接する機会を得て、新しいテーマとなる芽を探したいとの意見が出
されました。
今後の取り組みとしては、具体的なテーマは定めず、信州大学と松
本歯科大学で再生医療に取り組んでいる研究者・臨床医との面談の
場を設けることとなりました。(担当:百瀬・倉科)
◎TR部会(7月21日実施)
会員から「医療機器産業の現状と課題について」話題提供いただく
等、初回から大変活発な会合となりました。次回の活動では、事例
研究や、医療機器の部材供給に関するガイドブック講習会の報告な
どを行う予定です。(担当:倉科・百瀬)
◎社会医工学部会(7月21日実施)
従来のリハビリテーションサポート研究会の活動を引き継ぎ、新た
に社会医工学部会となりました。
現場見学のみならず、リハビリ体験者からの話を聞く機会等を設け
、ニーズを発掘していく予定です。(担当:西山・松岡)
◎情報システム部会(7月22日実施)
松本市が掲げる「健康寿命延命都市」について興味があるとの意見
から、次回は松本市の構想について講演いただく機会を設けること
となりました。(担当:木下・西山)
◎治療工学部会(7月25日実施)
企業プレゼンと医療現場ニーズ発表会の同時開催や、医療機器開発
に積極的な医師がいる診療科を中心に病院見学を開催するなどの提
案が出されました。また、治療機器から診断機器までテーマを広げ
ても良いのではないのかとの意見も出されました。
(担当:長谷川・杉原)
◎生体材料部(7月25日実施)
会員からはインプラント材、人工骨、針、ステント、カテーテル、
その他の体に接触する部材に興味があるとの意見が出されました。
今後は、これらを使用している信州大学医学部附属病院の診療科を
見学し、実物を見て、医療従事者と意見交換を行う予定です。
さらに生体適合性材料に関する全般的な講演や、金属材料の生体毒
性に詳しい専門家のセミナー等を企画することとなりました。
(担当:杉原・長谷川)
◎食品サプリメント部会(7月27日実施)
健康食品の開発・販売を行っている企業に加え、物流・倉庫業を主た
る業務としている企業にも参加いただきました。今後は、情報共有化
の場とし、医療現場のニーズ発掘も検討していきます。(担当:木下)
◎計測診断・検査機器部会
アンケートでは2部会に分けて記載しておりましたが、1つの部会と
して活動することとなりました。
医療現場のニーズを把握したいとの声だけでなく、医療機器メーカー
との情報交換を希望する声もあがりました。今後は機器利用者の生の
声を聞く機会を設ける等活動していく予定です。(担当:松岡・西山)
※各部会への参加希望を随時受け付けております。
 希望される方は事務局までご連絡ください。
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      松本歯科大学 推進研究報告会 開催
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8月25、26日の2日間にわたり、下記の通り、松本歯科大学の
推進研究報告会が開催されます。信州メディカル産業振興会では、
この報告会を本会事業の1つとし、会員の皆様と松本歯科大学の研
究者との活発な意見交換の場として提供致します。
また、両日共、会場には本会のデスクを設置し、コーディネータが
常駐して皆様のご要望に対応致します。
なお、事前申込不要、参加費無料となりますので、ご多忙中とは存
じますが万障お繰り合わせの上、奮ってご参加下さいますようお願
い申し上げます。
       
           記
開催日時:平成23年8月25日(木)10:00~17:30
            26日(金)10:00~17:30
     ※ポスター展示は10:00~
      ポスター発表は16:00~
     (25日は25件、26日は24件)
     
  場所:松本歯科大学本館1階 学生ラウンジ
     http://www.mdu.ac.jp/about/campus/honkan.html      
     ※研究課題リスト、開催場所地図は信州メディカル産
      業振興会ホームページをご参照ください。
      http://www.shinshu-u.ac.jp/group/smia/
 事前申込:不要
      ※当日ご参加された会員の方は、信州メディカル産
       業振興会デスクにお声掛けいただければ幸いです。
  参加費:無料
                           以上
==========会員企業からの情報===========
 
キッセイ薬品工業株式会社からの情報        
 「科学技術・研究開発国際比較」
  
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既にお読みになった方もいると思いますが、JST 研究開発戦略セン
ター(CRDS)から科学技術・研究開発国際比較2011年版がリリース
されました。
どの分野においても、日本は研究水準は高いものの、技術開発水準
や産業技術力が、それに比べ、見劣りしている(バランスを欠いて
いる)と、論じていました。
もう一つ、新しい分野での人材不足を指摘していました。「産業化を
支えるインフラ・制度面で課題がある」との浅島誠先生のご指摘で
した。
中国の研究者は、米国への留学を通じて様々な研究開発に必要な教
育・経験を得ることが多いようであり、将来的には世界市場を狙う
大きなメーカーを誕生させる可能性がある。韓国も同様に海外経験
を通じて高い技術を持つ研究者が多いとの認識です。
概要版 科学技術・研究開発の国際比較 2011年版
ナノテクノロジー・材料分野 科学技術・研究開発の国際比較 2011年版
ライフサイエンス分野 科学技術・研究開発の国際比較 2011年版
臨床医学分野 科学技術・研究開発の国際比較 2011年版
(文責:赤羽敏)
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平成23年度JSTイノベーションサテライト静岡研究成果報告会
   ~~~ 長野・山梨・静岡が育むイノベーション ~~~
      事例から考える産学共同研究 第3弾 
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【日 時】2011年9月2日(金)13:30~17:00
【場 所】信州大学 松本キャンパス 旭総合研究棟9階 講義室
【概 要】
JSTイノベーションサテライト静岡が地域と連携して支援する「育
成研究」課題のうち平成22年度終了課題の事例報告を軸として、
サテライト静岡の活動地域である長野・山梨・静岡で育まれた各種
研究成果を公開すると共に、実用化に向けた産学共同研究の取り組
みや実施上の問題点・解決法など産学官連携の具体的な事例を交え
てご紹介する報告会を開催いたします。
【主催】JSTイノベーションサテライト静岡
【プログラム】
■育成研究成果報告
 「ディーゼルエンジン用超高圧コモンレールの開発」
  /信州大学 教授 杉本公一
 「ペーパースラッジからの高速・高収率エタノール生産技術の開発」
  /静岡大学創造科学技術大学院 教授 佐古 猛
■各種研究助成制度の成果報告
 <地域ニーズ即応型 成果事例報告>
「ハ-モニカ用リードのレーザー調律実用化」
 ~レーザーによる高精度な自動調律を可能に~
  /(株)鈴木楽器製作所 鈴木 一郎
<A-STEP シーズ顕在化タイプ 成果事例報告>
「冷間・温間・熱間複合順送プレス加工技術の開発」
 ~成功へのカギは、人とのつながりから~
 /山梨大学 准教授 吉原 正一郎
  (財)長野県テクノ財団 伊那テクノバレー地域センター
   コーディネータ 坂上 榮松
<A-STEP 起業検証タイプ 成果事例報告>
「多地点間忠実色共有画像システムの実現を目指して」
 ~忠実色共有、遠方の患者も布地も目の前に!~
 /ノブオ電子株式会社 鈴木 均(※デモ機の展示を行います)
<シーズ発掘試験 成果事例報告>
「結晶材料創成のマテリアル&プロセスイノベーション
   ---ナノ粒子,薄膜から複合体まで--- 」
 ~若手研究者のACTION! "ダンボール試験管立て"からの始まり~
 /信州大学 教授 手嶋 勝弥
■参加費 無料
    (但し、下記交流会参加は、会費1,500円を申し受けます)
■交流会 会費:1,500円 
    ※会終了後、カジュアルな交流会を1時間程度開催いたします。
     ※交流会参加を希望される方は、当日会場で交流会費をお支払い願います。
【お申し込み】
サテライト静岡ホームページ内の「イベント情報」にある
「平成23年度研究成果報告会」ページから直接、お申込みいただけます。
■サテライト静岡ホームページ http://shizuoka-jst-satellite.jp/ 
またはE-mailにてお名前、役職、所属、住所、電話番号をご記入いただき、
h23seika@shizuoka-jst-satellite.jp へお申込みください。
【お問い合わせ】
独立行政法人科学技術振興機構 JSTイノベーションサテライト静岡
TEL:053-412-2511
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信州メディカル産業振興会 事務局
長野県松本市旭3-1-1
信州大学内(旭総合研究棟 2階)
TEL:0263-37-3421
FAX:0263-37-3425
MAIL: n_nohara@shinshu-u.ac.jp
HP: http://www.shinshu-u.ac.jp/group/smia/
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n_nohara@shinshu-u.ac.jpへご連絡願います。 
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