信州メディカル産業振興会 メールニュースVOL.8 2011/2/22発行

2011.02.22

信州メディカル産業振興会 メールニュース          

         VOL.8   2011/2/22    
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このメールマガジンは、信州メディカル産業振興会会員の皆様に 
お送りしています。企業担当者の方々は、それぞれの関係各署へ 
情報のご提供をお願いいたします。              
                              
【注意!!!】                       
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いますが、内容には関係ございませんので、そのまま削除願います
                              
                              
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+ ■信州メディカル産業振興会からのご案内              +
+  □「会員企業の技術展示会」配布資料について          +
+                                        +
+ ■講演会、セミナー、その他のご案内                 +
+  □第4回横浜市立大学 先端医科学研究センター          +
+   国際学術フォーラム                         +
+   『診断・治療・予防のための医療機器開発と            +
+                     審査プロセス』          +
+                                        +
+ ■会員企業からの情報                         +
+  □キッセイ薬品工業株式会社からの情報              +
+   「医療イノベーション推進室」                    +
+   「米国の医療価格」                         +
+   「最先端・次世代研究開発支援プログラム」           +
+                                        +
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======信州メディカル産業振興会からのご案内======
     「会員企業の技術展示会」配布資料について
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 2月14日~16日、3日間にわたり、信州大学医学部附属病院大会
議室にて、会員企業の技術展示会を開催いたしました。     
 今回は会員の皆様を始め、信州大学医学部附属病院の医療従事者
等多くの方々にご来場いただき、大変盛況となりました。      
 当日の配付資料を希望される方は、郵送いたしますので事務局ま
でお申し出下さい。                     
                              
                              
=======講演会・セミナー・その他のご案内=======
                              
     第4回横浜市立大学 先端医科学研究センター
           国際学術フォーラム
  『診断・治療・予防のための医療機器開発と審査プロセス』
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キッセイ薬品工業(株)様から、以下のご案内をいただきました。
日時:平成23年3月5日(土)9:30~17:40
場所:県民共済みらいホール(桜木町)
   (JR根岸線・横浜市営地下鉄線 桜木町より徒歩3分、
    みなとみらい線みなとみらい駅徒歩5分)
主催:横浜市立大学先端医科学研究センター
   財団法人木原記念横浜生命科学振興財団
共催:文部科学省グローバルCOEプログラム採択拠点
   『情報通信による医工融合イノベーション創生』
   経済産業省『千葉・神奈川地域バイオ産業集積活性化活動事業』
   独立行政法人医薬品医療機器総合機構
   財団法人かずさディー・エヌ・エー研究所
後援:厚生労働省、神奈川県、千葉県、横浜市、横浜国立大学
プログラム
【9:50~11:50】基調講演
「情報通信技術を用いた医療機器開発・標準化と治療・技適」
  河野隆二(横浜国立大学)
「Interventional Radiology(IVR)における機器の開発と審査」
  吉川公彦(奈良県立医科大学)
【13:00~15:05】セッション1:
診断・治療・予防のための医療機器研究開発
  下野誠通(横浜国立大学)
  竹村泰司(横浜国立大学)
  石川義弘(横浜市立大学)
  杤久保修(横浜市立大学)
  三宅洋一(千葉大学)
【15:30~17:30】セッション2:
医療機器の審査:製品化プロセスの課題と展望
  棗田豊(横浜市立大学)
  坂根 正孝(筑波大学)
  米国食品医薬品局(FDA)審査官
  鈴木由香(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)
  三澤裕(テルモ株式会社)
【18:00~20:00】懇親会 
         (東天紅横浜桜木町ワシントンホテル24F)
        一般:5,000円、学生:3,000円
詳しくはこちら
【お問合せ先】
財団法人木原記念横浜生命科学振興財団内
国際学術フォーラム実行委員会事務局
TEL:045-502-4810 FAX:045-502-9810
E-mail: info@yk-bio.net
==========会員企業からの情報===========
 
キッセイ薬品工業株式会社からの情報        
      「医療イノベーション推進室」       
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政府は、1月7日医薬品・医療機器・再生医療の研究開発促進策に
ついて基本戦略を策定する「医療イノベーション推進室」を発足さ
せ、室長に東大医科研ヒトゲノム解析センター長中村祐輔氏を就任
させた。この親会議は「医療イノベーション会議」で内閣官房長官
が議長となる。中村祐輔氏は、いずれ専任となる。他に再生医療の
代表的研究者である岡野光夫・東京女子医大教授やノーベル化学賞
受賞者の田中耕一・島津製作所フェローが室長代行に就任した。武
田薬品、エーザイ、富士フイルム、オリンパスなどの企業が協力す
る体制になっている。まずは、1.医薬品(がん・認知症等)2.
医療機器3.再生医療4.個別化医療(バイオバンク、メチデイカ
ルインフォマテクス、医療情報DB)5.知的資産(知財・事業化等)
6.レギュラトリーサイエンスの6つのワーキングチーム(WT)
を設置して、目標設定(短期、中期、長期)と目標の実現に対する
障壁を抽出していく、活動を行なうようである。2009年から総
合科学技術会議(CSTP)が始めたアクション・プランのライフ・イ
ノベーションWGが持つ機能や内閣府の中にある行政刷新会議「規制
・制度改革に関する分科会」のライフ・イノベーションWG との関わ
りは不透明である。(文責:赤羽敏)
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          「米国の医療価格」
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米国の医療価格は民間保険、メデイケア、メデイケイドなどに分か
れ、それぞれに多様な保険プランが混在していることに加え、医療
機関は自らが設定した独自の価格で請求するのが原則なので、医療
機関ごとに請求額が異なる。そのため実際の医療費の額を言うのが
難しいとおもわれるが、国際ヘルスプラン連盟(International
Federation of Health Plans)が行なった価格調査が公表されて
いるらしい(2010 Comparative Price Report)。 この調査に
よると、米国で実際の費用として、CTスキャン(頭部)$1430-82
(平均464)、MRIスキャン$2590-509(平均1009)、入院費用一日当
たり平均$14306-1595(平均3612)、白内障手術$35189-5909
(平均14764)などであるらしい。日本の保険会社はこの連盟に加入
しておらず本リポートにデータがないが、欧州各国と比べても米国
の医療費は高額かつばらつきがあることが分かる。日本は、診療報
酬点数が全国一律でに決められている医療保険制度下での一律な費
用であり、米国とは異なっていることがわかる。(文責:赤羽敏)
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     「最先端・次世代研究開発支援プログラム」
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本プログラムの採択者329人が決まった。若手・女性・地域の研究
者の支援のためグリーンとライフ合わせて486億円の研究費が配分
される。確かに、若手の40代中心、女性が28%、地域で各県一名
以上となっている。当県では唯一、信州大学新藤教授のみであった
。昨年の夏に選考が始まり秋には、ほぼ決まりかかっていたようで
あるが、一説には昨年9月に科学技術政策担当内閣府政務官に就任
した和田隆志・衆議院議員が、選考過程に介入し、申請書の内容を
再チェックさせたり、応募者の一部に分かりやすく研究概要を記し
たA4一枚をを改めて提出させたために、2月10日まで遅延したと
言われている。もし遅滞の原因が政治家にあることが事実なら、こ
の時間的ロスは学問の進歩にマイナスの影響を与えている。   
政策形成における政府と科学界のあり方において効率良く行なう枠
組みを考え直す時期にきているのかも知れない。(文責:赤羽敏)
                              
∞上記のように、企業からの情報がありましたら、お気軽に情報を
お送りください。                      
                              
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信州メディカル産業振興会 事務局
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