信州メディカル産業振興会 メールニュースVOL.4 2010/10/20発行

2010.10.21

信州メディカル産業振興会 メールニュース

                VOL.4  2010/10/20発行
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このメールマガジンは、信州メディカル産業振興会会員の皆様に
お送りしています。企業担当者の方々は、それぞれの関係各署へ
情報のご提供をお願いいたします。
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□ 【1】信州メディカル産業振興会からのご案内       □
■  ♯連絡先(メールアドレス)の追加を受付しています!  ■
□                                   □
■ 【2】講演会、セミナー、その他のご案内         ■
□  ♯リハビリテーションサポート研究会を発足しました   □
■  ♯シーズ発表会に関するアンケートにご協力ください   ■
□  ♯10月8日講演会 配布資料を希望の方へ       □
■                             ■
□ 【3】会員企業からの情報                □
■  ♯キッセイ薬品工業株式会社からの情報        ■
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【1】信州メディカル産業振興会からのご案内
◆連絡先(メールアドレス)の追加希望を受付しています!
信州メディカル産業振興会では、従来、連絡先として1会員につき
1箇所のメールアドレスをご登録いただき、イベントの開催通知、
メールニュースなどはご登録いただいたメールアドレスに送付して
おりました。
会員の方から、事務管理の都合上、それでは不都合があるというお
声をいただきましたので、追加のメールアドレス登録を承ることと
いたしました。ご希望の方は、事務局までお申し出ください。
なお、会員対象の情報につきましては、これまでどおりご配慮下さ
いますようお願いいたします。
【2】講演会、セミナー、その他のご案内
◆リハビリテーションサポート研究会を発足しました
リハビリセンターの見学会に参加されたメンバーの間に、「継続的
な勉強が必要」との意見があったことから発足いたしました。
見学会では、きわめて多くのニーズがあることを実感しました。
しかし、それだけでは、今後どうすべきかわかりにくいことも事実
です。そこで、継続的に現場の見学や専門家の方々との意見交換を
重ねて、具体的なものづくりへ発展するよう活動したいと考えてい
ます。
当面は月に1回程度の会合を設けることとしています。
見学会に参加していなくても、活動にご賛同いただける方は、事務
局までお知らせください。
◆シーズ発表会に関するアンケートにご協力ください
事務局では、会員企業より、自社の技術を医師看護師に向けプレゼ
ンテーションする場として、信州大学医学部附属病院内の会議室等
を利用し、展示会形式でのシーズ発表会の開催を検討しております。
多くの医師や看護師が参加し易いよう、平日の16時~20時位の
時間で、そのような機会があった場合、プレゼンテーションに参加
を希望するか否かのアンケートにご協力いただき、参加希望が多数
集まった場合、開催する方向で検討して参りたいと考えております。
以下のアンケートにご回答いただき、10月31日を締め切りとし、
メールにて返信いただきますようご協力をお願い申し上げます。
なお、このイベントは、あくまで自社製品や技術の発表の場であり、
それを医師・看護師に向けて発表することで、新しい医療機器等の
開発アイデアに結びつける機会と考えておりますので、販売目的で
のご参加はご遠慮いただきます。
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○●信州メディカル産業振興会 シーズ発表会アンケート○●
Q.医師・看護師に向けた自社技術のプレゼンテーションを
     希望する    希望しない
貴機関名:
回答者氏名:
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◆10月8日講演会 配布資料をご希望の方へ
10月8日に開催いたしました「薬事法に関する講演会 医療現場
からのニーズ発表会」の配布資料をご希望の方は事務局までご連絡
ください。郵送にて送付させていただきます。
【3】会員企業からの情報
◆キッセイ薬品工業株式会社からの情報
Thomson Reutes社の分析によると、国別論文数の2000年~2009年
のここ10年間の推移は、中国が4倍に増加、英国、フランス、オー
ストラリアも増加しているのに対し、日本はほぼ横ばいであるらし
い。論文数で評価できるのは量であり質の部分はインパクトファク
ターかもしれない。それも所詮一つの物差しに過ぎない。また別の
機会に聞いた外資系製薬の役員の方の発表では、米国での博士号取
得者数が中国4700名、インド1742名、韓国1648名、台湾718名..
と続き日本は第7位322名であると紹介された。この差を単なる数
の問題というよりも人脈と捉えれば、学問、ビジネス、政府におけ
る将来の交流における価値は随分と違ってしまうのではないかとコ
メントしていた。また近ごろの若者には留学志望があまりいないと
の声も聞く。苦労して海外で勉強しなくても情報は充分入るとの説
明も一理ある。外国の研究者をまとめる立場の経験は貴重なはずな
のだが。これらの事実から不安を感じるのは小職の杞憂に過ぎない
のかもしれないが、資源の無い日本が、技術立国を目指すとすれば
人材育成は最も重要な課題であるはずである。(文責:赤羽 敏)
先日ノーベル生理医学賞の発表があった。今年は特に気になってい
た。小職は、最有力候補と報道されていた山中伸弥教授とは彼が未
だ大学院生であった頃同じ講座で学んでいたことがあったからであ
る。大変おだやかで人の話を良く聞く方であった。その後、学会で
彼のマウスiPS細胞を樹立したとの発表を聴いたとき、会場は無
関心で、出た質問は「特殊なマウスの細胞で出来たかも知れないが
ヒトではとても難しいのでは、今後を期待する」と半ば皮肉交じり
であったと記憶する。その1年後にヒトiPS細胞を樹立し、その後
の活躍は他の紙面に譲る。これはイノベーションの難しさで若くて
無名な学者の研究は理解されないことが多い。現場の若手が面白い
と思った案件をその価値を判断できずにつぶすことの無いようにす
ることが目利き要点の1つであろう。(文責:赤羽 敏)
◎上記のように、企業からの情報がありましたら、お気軽に情報を
お送りください。
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n_nohara@shinshu-u.ac.jpへご連絡願います。
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信州メディカル産業振興会 事務局
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