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志摩修一さん(2014年3月修了)
シナノケンシ株式会社
2015年1月より以下にご赴任
东莞信浓马达有限公司 Dongguan Shinano Motor Co., Ltd.



 私は所属企業で経営計画策定を主業務としております。しかし、その業務における"質"は大学院入学前と修了後で幅と深さが異なっております。この差を生んだ要因は大きく分け以下二点です。
 1.インプット量(体系的マネジメント理論と多様な経営事例)の差
 入学後1年は、マネジメント理論と事例をもととした応用をインプットすることに多くの時間を費やしました。これまで自己流で学んでいた経営理論は体系的ではなく限界がありました。しかし、先生方から教わる体系的マネジメント理論は応用も効き、自身の"引き出し"も増えました。
 但し、大学卒業から10年以上が経過していたため、インプットは苦行に近かったことも事実です。
 2.脳の筋トレによる思考強化(既成概念の壁を打ち破り、幅広く深く考える力の強化)    2年目は特定課題研究論文の執筆が中心でした。テーマ、及び結論は初期段階で整理していた"つもり"でした。しかし、ゼミにおける指導教官、副指導教官からの指摘でその自信は打ち砕かれ、自分自身が小さい既成概念の枠で思考していたことを思い知らされました。こう書くと美しいものですが、脳の筋トレを1年間続け、ゼミという厳しい体育会の部活に入っていた…ということが実感です。
 しかし、その成果として、自身の思考における幅と深さは1年間で劇的に拡がったと自信を持っています。
 ここまでは、自身の思考における変化、及び財産ですが、年代、業種の異なる学友を持てたことも財産です。この仲間とは授業以外にも学生生活を満喫する各種課外活動を企画・実行し、大学院修了後もよい関係が構築できています。
 最後に、私自身は2014年7月より新たなステージとして海外に赴任することとなりました。本大学院で学んだ知識、及び幅広く深く考える力は世界共通のものです。今まで積み重ねてきた自身の力にこの力を加え、新天地でも厳しくも楽しんで歩みたいと考えております。大学院は修了したものの人生は終わりではありません。今後も研鑽を重ね仕事を含めた自身の人生を満喫したいものです!

 


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