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平成29年度秋季入学式

10月1日(日)
平成29年度秋季入学式が執り行われ、3名の新入生が入学されました。
ご入学おめでとうございます。

式辞:専攻長 柴田匡平

 平成29年度の秋期入学式にあたりまして、経営大学院の教職員一同を代表致しまして、新入生の皆様にご挨拶を申し上げます。私どもの大学院は、2003年に設立され、今年で14年目になります。現在までの修了者は137名、在校生は現在20名で、皆様のご入学にともない、23名になります。
  こじんまりとした小さな大学院ではございますが、社会人生活を送られながら卒業するまでにはご苦労もおありかと思いますし、またその覚悟でおられることと推察致します。 いまさら申し上げるまでもなく、わが国の企業経営をめぐる環境は大きく変化しつつあります。国内は未曽有の高齢化社会に突入し、種々の環境制約による「成長の限界」も現実化しようとしております。技術面では人工知能の実用化が始まり、単に個別の機材やシステムの制御のみならず、社会全体の制御にも応用の兆しが現れているようです。つまり、経営資源と外部環境の変質は目睫に迫っておりまして、これからの企業の消長を決めるのはそうした環境変化に適応し、活用する業務遂行モデルの構築にかかっております。様々な新しい経営モデルが提案され、また試行されつつありますが、そのドミナント・デザインはまだ見えておりません。
 海外に目を転じますと、資源争奪の動きが激化する一方で、国家間、地域間の垣根は低くなり、資金のみならず、技術や情報の移動や伝播はほとんど瞬間的といってよい速度に達しております。さまざまな障壁が低くなることは、一様化、ないし均質化をうながす一方で、あらたな特異点、すなわちイノベーションが生まれる領域の拡大も意味するように、私には思われます。
 イノベーションは決して外から与えられるものではありません。その種は皆様の心の中にあります。あるいは、すぐ目の前にあります。気が付かないだけであります。それを引き出すお手伝いが、私ども教職員の仕事と考えております。あらたな特異点を作り上げることのできる人材をめざし、勉学に励まれますことを期待申し上げます。
 また経営大学院での学生生活で築くことのできるひとつの大きな資産は人的ネットワークでございます。皆様は大学院生活を通じ、是非さまざまな背景と問題意識をそなえた同窓生や修了生と交流を図り、ネットワークづくりにも勤しんでいただきますよう期待申し上げます。簡単ではございますが、私からのご挨拶とさせていただきます。
 平成29年10月1日

入学生の答辞 : 代表 高橋友一さん pdf.

 


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