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教員一覧

繊維化で材料を「成長」させる

撹上 将規
教員氏名
撹上 将規
職名
助教
所属
化学・材料学科 機能高分子学コース
研究分野

高分子科学・セラミックス

研究課題

(1) 繊維化による高分子構造制御と高性能・高機能化
(2) セラミックス繊維の開発

出身校
群馬大学
SOAR
研究者総覧(SOAR)を見る
一言コメント

高分子材料の成長 (構造形成) 過程に着目し、育て方 (繊維化による過渡的および前駆的構造の制御) によって出発原料のもつポテンシャルを最大限に発揮させることで、優れた性能の発現を目指しています。

研究紹介

繊維材料の成長を科学する -繊維化で新たな才能を引き出す!-

繊維は目に見えない高分子鎖を一方向に並べることで作られます。この高分子鎖はひものように長いため、互いに絡み合うという特性をもっています。この特性を高度に制御する(解きほぐす・並べる)ことができれば、繊維材料の更なる高性能化・高機能化が期待できます。また、細長い繊維はその形態に基づいて機能の異方性を発現します。よって、セラミックスなどの高機能性材料の繊維化は、新たな機能の創出に繋がります。撹上研究室では、繊維化によるナノ構造制御およびミクロ形態制御を組み合わせることで物質のもつ新たな才能(性質)を引き出し、高分子繊維およびセラミックス繊維のもつ可能性を追求します。

 

 
(上) 高分子鎖の配列と紡糸による絡み合いの解きほぐし
(下) 超高分子量ポリエチレンの溶融延伸前後の透過型電子顕微鏡像
  高分子のもつ構造形成能を利用した多孔質材料の形態制御

 

≪研究から広がる未来≫


繊維化によって物質のもつ可能性を最大限に引き出すことで、汎用の材料であっても、新たな機能の発現が期待されます。分子構造、空間構造制御と構造解析、繊維化手法を組み合わせることで、構造形態制御による革新的繊維材料の創製を目指しています。有機溶媒を使わない低環境負荷でのスーパー繊維の作製、特殊機能性セラミックスの繊維化、形態機能性繊維の作製に取り組んでいます。