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教員一覧

農工商連携植物工場

野末 雅之
教員氏名
野末 雅之
職名
教授
所属
応用生物科学科
研究分野

植物細胞分子生物学

SOAR
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一言コメント

「信州大学先進植物工場研究センター」が上田キャンパスに整備、植物工場の技術開発や野菜栽培システムの研究開発がスタートします。同センター2階のレンタルラボは農商工連携の場としても大いに期待されています。

研究紹介

植物を科学し、安全・安心な野菜を工場でつくる

地球温暖化や異常気象により農作物の安定生産・安定供給が難しくなっています。農作物の栽培には水や肥料が必須ですが、地球上の水資源や肥料の原料となる鉱物資源の枯渇が問題になっています。植物バイオテクノロジーの進展は、それらの問題解決に重要な役割を担っています。野末研究室では、植物細胞や細胞小器官の働き、環境に適応する光合成しくみ、植物がより効率よく生長するための環境要因についての研究が行われています。植物を人工環境下で栽培することが可能です。栽培環境を高度に制御した閉鎖系で野菜を栽培する植物工場が世界中で注目されています。

 

 
植物細胞の液胞に蓄積されるポリフェノール化合物 (a-e)、光合成が行われる葉緑体 (ワサビ) の電子顕微鏡観察 (f)。   温暖化によりワサビ栽培は深刻化している。写真は、人工環境下 (植物工場) で生産されたワサビ苗と定植試験。

 

≪研究から広がる未来≫


植物工場は天候や季節に関係なく野菜を周年・計画栽培できるシステムです。低・無農薬栽培による安全・安心な野菜、ポリフェノールを初めとする抗酸化物質などを多く含む野菜栽培も可能です。温暖化・災害で農作物の安定供給が困難になりつつあり、植物工場の重要性が高まっています。課題は「省エネルギー野菜栽培システムの確立」です。植物科学はその重要な研究分野の一つです。