自然科学基礎(数学)
教育プログラム 時間割

線形代数学I, II
Linear Algebra I, II

担当教官 高橋 正人
科目の分類・単位数 専門科目K(必修)・2単位+2単位
開講期 2年前期+2年後期

授業の目標:
化学・工学の分野で幅広く用いられている線形代数学の基礎を講義する.

授業内容および計画:
線形代数学I (前期)
1. 行列
1) 行列
2) 行列式
3) 連立一次方程式
4) 固有値と固有ベクトル
5) 行列の対角化
2. ベクトル解析
1) 内積と外積
2) 微分ベクトル演算子
3) ベクトル関数の線積分
4) ベクトル関数の面積分とストークスの定理
5) ベクトル関数の体積分とガウスの定理
6) ヘルムホルツの定理

線形代数学II (後期)
授業内容および計画:
1. 座標系
1) 曲線座標の計量因子
2) 曲線座標における微分ベクトル演算子
3) 直角カーテシアン座標
4) 球座標
5) 円柱座標
2. 群論
1) 群の定義
2) 点群
3) 連続群
4) 生成元

履修条件 線形代数学Tと線形代数学Uは連続した講義であり、
一方の講義の内容が他の講義にずれ込む可能性がある.
教科書 使用しない.
参考書  
成績評価の方法 出席と演習および期末試験の結果を総合して評価する.
学生へのメッセージ 講義の後に課す演習を必ず自分自身で解くこと.
Eメールアドレス mhataka@giptc.shinshu-u.ac.jp