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大学院総合工学系研究科の博士課程3年生の竹中將起さん(理学系・東城幸治研究室)が,「第4回 山岳科学学術集会」にて,優秀発表賞を受賞しました

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ポスター発表の様子(竹中さんの発表)
ポスター発表の様子(竹中さんの発表)
受賞した竹中さん
受賞した竹中さん

2018年12月15日(土)~16日(日)に長野県松本市(信州大学)で開催された「第4回 山岳科学学術集会」(信州大学主催,筑波大学・静岡大学・山梨大学・JALPS共催)にて,大学院総合工学系研究科の博士課程3年生の竹中將起さん(理学系・東城幸治研究室)が,100題超のポスター発表のなかから優秀発表賞を受賞しました(他に6題が受賞)。受賞の題目は以下の通りです。

竹中 將起・常磐 哲也・東城 幸治(信州大学)「紀伊半島におけるガガンボカゲロウの遺伝構造と地史との関係~山岳形成による生物の分散経路の開拓~」

日本列島固有の種で,山岳源流域に生息する山岳昆虫・ガガンボカゲロウ類を対象に,系統進化史と地史との関連性を議論した研究です。日本列島の各地域において遺伝的に細分化していることを究明するとともに,とくに紀伊半島では,山岳形成と強く関わる系統進化史が顕著にみられました。また,地殻変動による集団分断・遺伝分化だけでなく,山岳形成により移動・分散が駆動されたことも明示されました。地史イベントによる生物の多様性の創出機構の理解に加え,生物の系統進化研究の成果から地史イベントの年代推定へ寄与するような新たなアプローチを目指す試みでもあり,今後の進化多様性生物学と地質科学分野のより強い融合の重要性を提案しました。

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