分子光遺伝学分野

分子光遺伝学分野
この研究室では、光で生命現象を操作する方法を開発し、細胞生物学や発生生物学に応用しています。
これまで、メッセンジャーRNAからタンパク質への翻訳を光で操作する方法を開発し、細胞分化や胚発生過程において遺伝子の発現期間がどのような役割を果たしているのかを調べてきました。


光遺伝学とは

光の照射によって分化した神経細胞
光の照射によって分化した神経細胞

光で生命現象を操作し研究を進めるこのようなスタイルは光遺伝学と呼ばれ、光応答性タンパク質や光応答性化合物が利用されています。生体に非接触で反応を起こす細胞やタイミングを自在に操れる光遺伝学的手法を使うと、従来の方法では到達できなかった高い時空間分解能で細胞内情報を取得することができます。

光遺伝学でできること

光遺伝子操作技術によって生まれた双頭ゼブラフィッシュの稚魚
光遺伝子操作技術によって生まれた双頭ゼブラフィッシュの稚魚

光遺伝学は農学から医療まであらゆる生命科学分野に応用できるバイオテクノロジーです。開発した手法や研究過程で得られた知見を有用生物創生に応用したり、立体臓器の人工作製へ応用したりするなどの未来を描いています。培養槽に浮かぶ多能性幹細胞の塊に四方八方からレーザーが照射され、徐々に臓器ができあがっていく、そんなシーンを想像してみてください。

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