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医学部内科学第二教室の神應太朗医師が 第1回 DIALYSIS ACCESS SYMPOSIUM 2015にて best abstract awardを受賞しました

2015年09月15日 [受賞]

 2015年8月14~16日に韓国ソウルで開催された、第1回 DIALYSIS ACCESS SYMPOSIUM 2015 (DAS2015)において、内科学第二教室(腎臓内科)の神應太朗医師(大学院医学系研究科博士課程4年)が、best abstract awardを受賞しました。
 受賞対象となった演題は「Therapeutic Outcomes of Blood Flow Suppression Methods for Arteriovenous Fistula.」です。
 血液透析を行っている腎不全の患者さんは、血液中の老廃物を除去するために、大量の血液をダイアライザーという透析膜(老廃物を除去する膜)に送る必要があります。また、大量の血液をダイアライザーに送るためには、腕の動脈と静脈を吻合する手術(内シャント設置術)を行い、動脈血を静脈に流す必要があります。静脈に針を刺して、ダイアライザーに大量の血液を送ることになる一方で、心臓にも大量の血液を送ることになることから、人によっては心臓に負担がかかる場合(過剰血流)があります。この内シャントの過剰血流による心不全を予防しなくてはならないため、過剰血流を呈している患者さんに対しては、手術で血流を抑制する必要があります。まだ、世界的にも標準的な治療が確立しておらず、治療成績に関しても報告が少ないため、血流抑制術の成果をまとめ今回の発表に至りました。今後さらに研究をすすめることで、内シャントをはじめとしたバスキュラーアクセスの過剰血流に対する血流抑制術の標準化につながることが期待されます。


 

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