2015年6月8日〜12日，パリで行われたヨーロッパ腹部放射線学会（ESGAR2015）に参加しました． 当教室からは以下の発表を行いました．

・口演発表　
　鈴木健史
“Compartment model analysis of dynamic CT in splenic hemodynamics: a comparison with the degree of liver fibrosis and splenomegaly”
　小松大祐先生
“Compartment model analysis of intravenous contrast-enhanced dynamic CT in hepatic hemodynamics: a comparison with intra-arterial contrast-enhanced CT”
　高橋正明先生
“Useful MR findings for differentiation between autoimmune pancreatitis and pancreatic cancer at 3-T MRI”
・ポスター発表
　藤永康成先生
“Diffusion-weighted imaging in autoimmune pancreatitis: which variable is most useful for differentiation from pancreatic cancer?”

　私は海外の学会で発表するのは初めてであり，特に，英語でのDiscussionが心配でした．事前に予想できる質問を複数挙げて，それに対する回答を用意して臨みましたが，いくつかの質問が聞き取れませんでした．指導教官の山田哲先生がフォローして下さり，難を逃れたものの，英語による専門的な内容の詳細な聞き取り，自分の意見を英語で正確に述べる能力の習得が急務であると感じました．
　また，身に余る光栄ですが，ESGAR 2015 Top 20 Awardという賞を頂きました．山田先生や角谷教授を始め，日頃から暖かくご指導して下さる教室員の方々のおかげで頂けたものと思います．この場をかりて，深く御礼申し上げます．（鈴木健史）