シリーズセミナー「異文化への架け橋」の第3回は,工学部の卒業生で,現在日本企業のハンガリー支社で働いている藤田樹さんを講師として迎えます.信大での学生生活から日本国内の企業に就職し,海外支社に駐在することになったきっかけ,現地での仕事・日常生活や今後のことなどを話していただきます.
(本セミナーは基本的に学生向けですが,興味がおありの一般の方々にも視聴していただけます.)
【日時】3月22日(金)16:30~18:00(Zoom配信)
【演題】「ハンガリー出向から見える世界」
~メーカー海外駐在員というキャリアモデルについて~
【講師】藤田 樹さん
北海道出身.信州大学に在学中にドイツ環境ゼミで3週間ドイツを体験.工学部卒業後,北海道の企業に就職し、現在はハンガリーにある現地工場に勤務している.5年間の現地滞在のうちの3年が終わったところで,今回はこれまでの経緯や現地での生活,異文化の中での暮らしで体験したことなどをお話ししていただきます.
【申し込み・問い合わせ先】
松岡(maulwurf_@_shinshu-u.ac.jp _@_ は半角@に直してください. )
(二次元コードはこちら⇒)
申し込みの際は,氏名,学籍番号を記すこと.
申し込み後,zoomのアクセス情報を送ります.
申し込みの締め切りは,当日の13:00とします.
シリーズセミナー「異文化への架け橋」:
日本にいては実感として知ることのない異文化での生活や日常,習慣などについて,現地での生活や経験を通した話を聞くセミナーです.信大の卒業生をはじめ,海外に暮らしている方や,異文化体験の豊かな方に,その経験をもとにしたお話をしていただくことを通して,メディアを通してではなく,生の,生きた,実感を伴う異文化体験ができるように,ということを意図したシリーズセミナーです.
動画はこちら↓
]]> 全学教育センターの鈴木 治郎(すずき じろう)教授にご講演いただきました。学生だったころのお話や,本学医学部保健学科の前身である「信州大学医療技術短期大学部」に所属されていたころのお話もあり,鈴木先生のこれまでのご活躍について,笑い話も交えながらお話いただきました。
対面開催のみとなりましたが,当日は学外の方も含めて約20名のご参加がありました。講演後には花束の贈呈や集合写真の撮影も行われ,和気あいあいとした雰囲気のうちに終了しました。
【概要】
私は2006年に全学教育機構が発足する前から共通教育科目のカリキュラム編成を行うコーディネーターとして,共通教育に参画してきた。機構は,2023年度に大学内組織の位置付け変更に伴い,その名をセンターに変え,その年に私は定年を迎える。1990年に医療技術短期大学部の一般教育担当(一般教育等という)に職を得て以来,これまでずっと共通教育に関わってきた。そこで今回,私は共通教育との関わりと全学教育機構(現センター)について振り返りたい。
【開催方法】
対面開催のみ。
事前申込不要です。当日会場にお越しください。
【問い合わせ先】
主催・企画運営 信州大学全学教育センター(CGE)フレッシュキャンパスセミナー運営委員会
問い合わせ先 学務部学務課総務グループ
0263-37-2193(直通) 学内内線2268
文部科学省による認定について
https://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/general/news/2023/09/5-ai.html
数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム 第2回北信越ブロック会議
https://ku-data.w3.kanazawa-u.ac.jp/events_20240214/
シリーズセミナー「異文化への架け橋」の第2回は,人文学部の卒業生で,現在ドイツの大学の大学院に在籍している山本瑚夏さんを講師として迎えます.
信大での学生生活からドイツへ留学することになったきっかけ,現地での大学・日常生活や今後のことなどを話していただきます.
(本セミナーは基本的に学生向けですが,興味がおありの一般の方々にも視聴していただけます.)
【日時】2月13日(火)16:30~18:00(Zoom配信)
【演題】「ドイツに学び,暮らして」
【講師】山本瑚夏さん
沖縄県出身.信州大学に在学中,ドイツ環境ゼミで3週間ドイツを体験した後,マンハイム大学への交換留学で1年間ドイツに暮らす.
人文学部卒業後,2020年にドイツのテュービンゲン大学院に進学し、現在はデュッセルドルフ大学院で社会学と政治学を専攻している.
今年の3月に卒業予定で,卒業後は日系ドイツ企業に就職する予定.
【申し込み・問い合わせ先】
松岡(maulwurf_@_shinshu-u.ac.jp _@_ は半角@に直してください. )
申し込みの際は,氏名,学籍番号を記すこと.
申し込み後,zoomのアクセス情報を送ります.
申し込みの締め切りは,当日の13:00とします.
シリーズセミナー「異文化への架け橋」:
日本にいては実感として知ることのない異文化での生活や日常,習慣などについて,現地での生活や経験を通した話を聞くセミナーです.
信大の卒業生をはじめ,海外に暮らしている方や,異文化体験の豊かな方に,その経験をもとにしたお話をしていただくことを通して,
メディアを通してではなく,生の,生きた,実感を伴う異文化体験ができるように,ということを意図したシリーズセミナーです.
コース1 食から見つめる脳とカラダの健康づくり ― 日々の食事の養生訓 <有路 憲一>
コース2 総合人間科学研究の最前線 <小池 洋平>
コース3 アナログの誤解・デジタルの誤解 <鈴木 治郎>
コース4 自然との共生を考える <坂本 真一>
コース5 THE「金」PART2 ~明治時代から令和にかけて~ <田村 徳至>
コース6 我々の暮らしと情報技術 -AI、IoTを作る技術と生活- <原嶋 秀次>
コース7 AI革命と教育: 技術と社会の交差点 <ブライアリー マーク アラン>
コース8 「眠れる森の美女」のルーツを探る <株丹 洋一>
コース9 英語で楽しむ絵本の世界 <近藤 富英>
コース10 今日は英語で探偵気分?! <近藤 富英>
コース11 「学び」をデザインする ~生涯学習を楽しむための心理学~ <藤川 真美乃>
コース12 創造性を高める「自分ごと」としての認知科学 <藤川 真美乃>
コース13 フランスの子どもの歌の魅力と知られざる歴史 <吉田 正明>
コース14 河原の石から考える地質 ~聞こえますか? 石ころからのメッセージ~ <大塚 勉>
※各コースの開講日時や内容の詳細についてはこちら(PDF)をご確認ください
■ 問い合わせ先 (申込み等について)
〒390-8621 松本市旭3-1-1
信州大学 学務部学務課教務グループ 井上・中川
TEL:0263-37-2870
FAX:0263-37-3779(受付時間:平日10時~15時)
第一部 午後7時30分~
「"学校"のみらい 不登校30万人から考える」
第二部 午後10時00分~
「話そう!"学校"のみらい 不登校30万人から考える」
※募集期間を延長しました!
応募資格:信州大学に在籍する学生,大学院生
応募締切:2024年2月19日(月)
副賞:図書カード
詳しくは,以下のURLから応募要項をご覧ください。
http://ehrlich.shinshu-u.ac.jp/cover2024/
応募ポスターは⇒こちら
]]>応募ポスターは⇒こちら
]]> 全学教育センターの登口 暁(のぼりぐち あかとき)研究員にご講演いただきました。ちょうど開催日に演題に関するプレスリリース(https://www.shinshu-u.ac.jp/topics/2023/12/-jwst.html)が行われたこともあり,その内容について丁寧に解説いただきました。同日ご参加いただいた全学教育センターの三澤透教授からも,クェーサー誕生のしくみにおいて分かっていなかった部分を明らかにした,天文学において重要な発見であることをお話いただきました。
当日は,対面・オンライン合わせて20名を超えるご参加があり,ご講演後の質疑応答も盛んに行われました。最後に,研究チーム5周年を記念して作られたマグカップとステッカー(写真)について紹介があり,盛況のうちに終了しました。
信州大学全学教育センターの登口暁研究員らのグループは、塵に覆われたクェーサーから塵を吹き飛ばして可視光で明るく輝くクェーサーに進化している段階の天体を世界で初めて8天体発見し、宇宙初期にも同じような天体がいることを突き止めました。
巨大ブラックホールが周囲の物質を飲み込んで輝く天体にクェーサーがあります。クェーサーとして光っている大質量ブラックホールは太陽の10億倍もの質量を持っていることがわかっていますが、そのような天体がどのようにできたかは現代天文学の謎の1つです。この謎に対してドッグ (Dust-obscured galaxy: DOG) と呼ばれる天体がクェーサーの前段階として近年注目されてきました。ドッグがクェーサーになるには、ドッグを覆う大量の塵を吹き飛ばす段階が必要だと予想されていました。しかし、この段階は短時間なため、これに相当する天体の発見は困難を極めていました。
研究チームは、ドッグとクェーサーの両方のスペクトルの特徴を持つ青く光る天体の探査をすばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラHSCと米国 のWISE 衛星の中間赤外線データを用いて行いました。結果として 8 天体の候補天体が見つかり、これらの天体をブルドッグ (Blue-excess DOG: BluDOG; 図1, 図2参照) と名づけました。後に行った追観測で、青い光がクェーサーの光に似ていることを突き止め、このことからブルドッグは塵を吹き飛ばす段階であると結論づけました。さらに、2022年から観測開始したジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡 (JWST) によって120から130億光年かなたの宇宙で発見された極めて赤い天体 (Extremely red object: JWST-ERO) のスペクトルがブルドッグのスペクトルとよく似ていることにいち早く気付きました。これらを詳しく比較することで、 JWST-ERO はクェーサー直前のアウトフロー段階にあるブルドッグのような天体であると結論しました (掲載論文)。このように、クェーサーの形成は130億光年前の宇宙初期の段階ですでに始まっていることが明らかになりました。
この研究成果はアメリカ天文学会の学術雑誌「The Astrophysical Journal Letters」に 2023 年 12 月 14 日 (日本時間 2023年12月15日) に掲載されました (IF:8.811)。
詳細は、信州大学のウェブサイトをご覧ください。
図1: すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ(HSC) で撮影されたブルドッグの画像。
3種類のフィルター (g, r, i) で撮った画像をそれぞれ青、緑、赤の擬似カラーで表した合成画像です。
ブルドッグで青い光の超過があることが分かります。(クレジット:NAOJ / HSC Collaboration)
図2: 研究チームのロゴ(クレジット:A. Noboriguchi)
]]>
全学教育センターの小池洋平先生に御講演いただきました。
19世紀アメリカの南北戦争前後における奴隷制論争について、
当時の四人の人物の主張を通して、分かりやすく解説していただきました。
1865年の奴隷制を廃止する憲法修正(修正第13条)は、
「奴隷的拘束からの自由」を保障する日本国憲法第18条のルーツとなっているそうです。
しかし、奴隷制は現代にも残っているということで、法と現実との齟齬を感じさせられました。
身近な問題をいくつか挙げ、その中でもとりわけ昨今話題となっている、
外国人の「技能実習制度」について、冷静な分析と熱いご意見を展開してくださいました。
ご講演後は、会場から様々な質問がとび出し、活気ある会となりました。
【概要】
太陽質量の1億から10億倍にもなる超巨大ブラックホールが
どのように誕生したのかはいまだに謎に包まれています。
近年この超巨大ブラックホールの形成と進化に
ドッグやブルドッグが重要な天体ということが示唆されています。
本講演では近年の超巨大ブラックホール関係の研究で分かったことをまとめながら、
ドッグやブルドッグという天体がどのような天体でどのようなことがわかってきたのかを解説します。
【申込方法】
オンライン参加希望の方はこちらからお申込みください。
対面参加の場合は事前申込不要です。当日会場にお越しください。
【申込締切】
令和5年12月12日(火)17時
【問い合わせ先】
主催・企画運営 信州大学全学教育センター(CGE)フレッシュキャンパスセミナー運営委員会
問い合わせ先 学務部学務課総務グループ
0263-37-2193(直通) 学内内線2268