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ローカルアカウントとMicrosoftアカウントの違いについて

Windowsのパソコンにログインする際のアカウントについてご案内します。

●ローカルアカウントについて
ローカルアカウントとは、昔からWindowsのパソコンにログインする際に使われてきたものです。
Windows 95やWindows XPなどの古いOS時代から存在しており、登録時にインターネット接続は必要ありません。
ローカルアカウントは、アカウントを作成したパソコンのみで使用することができます。
他のパソコンに、同じ名前で同じパスワードのローカルアカウントを作っても、設定を共有することはできません。

また、1台のパソコンの中に複数のアカウントを作ることも可能です。
家庭や職場で誰かとパソコンを共用することがあれば、それぞれローカルアカウントを作って使い分けることができます。


●Microsoftアカウントについて
Microsoftアカウントは、ローカルアカウントと同様にWindowsパソコンにログインするためのアカウントですが、
登録の際にはインターネット接続が必要です。
このログインの仕組みはWindows 8から採用され、Windows 10/11からはMicrosoftアカウントでのログインが標準設定になりました。
Microsoftアカウントでは購入したアプリやコンテンツ、クレジットカード情報などを一括して管理することができます。
また、Microsoftアカウントのメリットのひとつは、他のパソコンやタブレット、スマートフォンなどの異なる端末同士で設定を同期できることです。


●どっちのアカウントを使えばいいの?
ローカルアカウントの利用を推奨しています。
Microsoftアカウントで進めるためには、インターネット接続が必要ですが、
信州大学ではネットワークを使うために認証が必要であり、この部分でうまく設定が進まない可能性があります。
注意点として、例えば事務補佐員の方等、任期がある場合などは後任者にパソコンを引き継ぐ事が多いケースがあります。
そういった時は個人のMicrosoftアカウントでログインをしていると後任者にパソコンを引き継ぐ時に手続きが増えることも予想されますので、
ローカルアカウントでのログインをオススメします。
どうしてもMicrosoftアカウントを使いたい場合は、メリット・デメリットを確認してからログインするようお願いします。