経緯
信州大学では、寄附講座(モバイル制御講座)を中心に、航空宇宙技術に関する講義、超小型衛星に関わる研究を行ってきましたが、実際に衛星を開発するためには、大学のみならず企業との連携が必要と考えてきました。そのような中で、平成22年10月25日に信州大学工学部において、超小型衛星利用開拓×信州ワークショップが、東京大学超小型衛星センター、信州大学、長野県テクノ財団の共催で開催され、大学と企業の連携による衛星開発並びに衛星利用に関わる将来展望が見通せる可能性が出てきました。信州大学ではその後、平成23年4月21日に信大衛星ワークショップを開催し、信州大学が検討している森林観測衛星「こもれび」等を紹介すると共に、その実現に向けての組織として、信州衛星研究会の設立を提案しました。

信州衛星研究会設立の提案その1
研究会設立の提案その1

信州衛星研究会設立の提案その2
研究会設立の提案その2

これまでの研究会
日時 会場 主な議題
第1回 平成23年7月5日(火) 信州科学技術総合センター(SASTec)3階会議室
(長野市若里4−17−1信州大学工学部内)
・信州衛星研究会発足について
・信大衛星の提案と開発スケジュール
(きぼう放出ミッション、H-IIA相乗り打ち上げ)
・信州発衛星開発のための開発体制
・JAXAオープンラボ制度
第2回 平成23年9月16日(金) 多摩川精機(株)本社 21棟第1会議室
(飯田市大休1879)
・信大衛星開発状況
・企業からの提案
・特別講演:宇宙光通信技術の動向(NICT小山氏)
第3回 平成23年12月9日(金) (株)ダイワ 小会議室
(松本市大字笹賀7824(大久保工業団地))
・H-IIA相乗り打ち上げの状況と衛星開発体制について
・信大衛星の開発状況
・長野県テクノ財団活動報告
第4回 平成24年3月16日(金) 信州科学技術総合センター(SASTec)3階会議室
(長野市若里4−17−1信州大学工学部内)
・信大衛星の開発状況
・企業等からの報告
(1)送受信光学系(ライト光機製作所、信陽精機製作所)
(2)姿勢制御実験装置(飯田航空宇宙プロジェクト)
(3)可視光通信(アウトスタンディングテクノロジー)
(4)ほどよし衛星(東京大学超小型衛星センター)
第5回 平成24年8月21日(火) 若里総合研究棟1階大会議室
(長野市若里4−17−1信州大学工学部内)
・信大衛星設計確認会(PDR)
第6回 平成24年12月26日(水) 信州科学技術総合センター(SASTec)3階会議室
(長野市若里4−17−1信州大学工学部内)
・特別講演:九州における小型衛星開発(八坂哲雄氏)
・ShindaiSat開発状況
・企業からの報告
第7回 平成25年3月21日(木) 信州科学技術総合センター(SASTec)3階会議室
(長野市若里4−17−1信州大学工学部内)
・ShindaiSat「ぎんれい」開発状況報告と設計確認
・企業からの報告


研究会会則
信州衛星研究会会則(平成24年12月26日改訂版)


平成24年度研究会役員
役職氏名所属
会長大石 修治信州大学工学部長
副会長中島 厚信州大学大学院
監査渡辺 文雄上田創造館
運営委員黒川 裕之
清水 悠介
中山 昇
白川 伸幸
平林 厚ニ
綿谷 憲一
(株)アウトスタンディングテクノロジー
多摩川精機(株)
信州大学工学部
(株)羽生田鉄工所
(株)ダイワ
(株)綿谷製作所
顧問萩本 博幸多摩川精機(株)代表取締役会長
事務局事務局長
事務員
中島 厚
鈴木 誠三
信州大学大学院
 


会員募集のご案内
信州衛星研究会の趣旨に賛同し、会に入会希望される方は、別紙申込書に記入の上、メールにて事務局にお送りください。
運営委員会にて確認をし、回答します。その後、会費納入により会員として登録します。