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川上 尚恵

川上 尚恵
写真:教員紹介

川上 尚恵

職名

講師

出身校

名古屋大院

研究分野

1. 日本語教育史
2. 留学生に対する日本語教育

研究テーマ

信州大学経済学部の国際交流・留学生担当をしています。専門は日本語教育学ですが、その中でも特に日本語教育史の分野を扱っています。また最近は、留学生教育における日本語教育や留学生の適応問題にも関心を持っています。

所属学会
日本語教育学会・留学生教育学会・日本語教育史研究会・日本植民地教育史研究会
著書・論文

★著書
(1)『新しい中等教育へのメッセージ』【共著】黎明書房(2003年8月)
*「第5章日本語教育ボランティア 日本語学習と精神的自立」160-164を担当

★論文
(1)「附属学校における留学生に対する日本語指導に関する実践研究-中・高・大・院の連携による留学生支援の取り組み-」【共著】『中等教育センター紀要』名古屋大学大学院教育発達科学研究科付属中等教育研究センター 第3号〔1〕(2003年3月)115-140

 

(2)「占領下の中国華北地方における日本語教育-日本人日本語教師と中国人日本語教師の連携をめぐって-」【単著】『言葉と文化』名古屋大学大学院国際言語文化研究科日本言語文化専攻 第5号(2004年3月)71-86

 

(3)「占領下の中国華北地方における日本語教員養成機関の役割-省・特別市立師範学校卒業者の進路と社会での日本語需要から-」【単著】『日本語教育』日本語教育学会125号(2005年4月)116-125

 

(4)「日本占領下の北京における日本語教育-体験者へのインタビュー」【単著】『ことばの科学』名古屋大学総合言語センター言語文化研究委員会 18号(2005年12月)47-62

 

(5)「占領下の北京特別市における市公署職員を対象とした日本語教育-語学奨励試験と日本語クラスを中心に-」【単著】『日本語教育』日本語教育学会 132号(2007年1月)89-97

 

(6)「日本占領下の中国華北地方における日本語学校-北京近代科学図書館付属日本語学校と新民教育館付属日本語学校」【単著】『植民地言語教育の虚実』植民地教育史研究年報 2006年 第9号(2007年4月)103-122

 

(7)「北京近代科学図書館編纂日本語教科書分析からみた占領初期の中国華北地方における日本語教育の一側面-『初級日文模範教科書』から『日本語入門篇』へ-」【単著】『日本語教育』日本語教育学会 146号(2010年8月)144-158

 

(8)「学部留学生が抱える『留学生問題』とは何か―信州大学経済学部留学生・日本人学生チューター・学部教員・学部職員から見た『留学生問題』―」【単著】『信州大学経済学論集』信州大学経済学部 第62号(2011年3月)93-109

 

(9)「日本語教科書に見る中華人民共和国成立後の中国における日本語教育-1950~60年代を対象として-」【単著】『日本語教育史論考第二輯』日本語教育史論考第二輯刊行委員会編(2011年6月)63-76

その他の業績・活動

 

・2003年度 日本語教育学会 秋季大会 於大阪大学
「戦時下の中国華北地方における日本語教師の意識-「国語」か「外国語」か-」

・2007年度 日本語教育史研究会 第2回研究発表会 於早稲田大学
「日本占領下の中国華北地方における官公吏を対象とした日本語教育の事例―中国資料を活用して―」
2008年度 日本語教育史研究会 第2回研究発表会 於大東文化会館
「『初級日文模範教科書』に表れた日本語教育観と日本語教授―占領下の中国華北地方における日本語教授の一例―」

・2010年度 第10回日本語教育学会研究集会 於岡山大学

「1950~60年代の中国出版の日本語教科書における日本受容の特徴-日中国交正常化以前の日中関係の諸相と日本語教育-」

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経済学部:川上 尚恵

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