教員紹介

おおぐし じゅんじ

大串 潤児

歴史学 教授

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こんなことしています(授業など教育) ゼミの活動

韓国紀行2013春 ゼミ合宿 その3

西大門地区

独立門

  3月15日,光云大学校のパク ジュンハさんがソウル市内を案内してくれました。地下鉄にのって西大門地区へ。独立門を見て,西大門刑務所歴史館を見学しました。実は,私もはじめて訪ねる場所です。   前日に柳寛順の話しを聞いている学生には,彼女のその後の運命を知る機会ともなりました。1908年京城監獄としてスタートした西大門監獄・刑務所の歴史のみならず,日本植民地支配と普段の授業ではなかなか扱うことの出来ない韓国独立運動の歴史の概要を学ぶよい場所です。戦後もソウル拘置所として使用されていて,韓国現代史(解放後史)を知ることができるところであります。日本語の図録も充実しています(『西大門刑務所歴史館 独立と民主の現場』西大門区都市管理公団、2010年)。若干,観光地化しているような感もありましたが,学生たちにも貴重な経験となりました。

延世 新村で昼食

辛い!うまい!

  ゼミ生が留学していた延世大学の学生街,新村で辛くて美味しいタッカルビのお昼ご飯。    その後は,徳寿宮-ソウル市庁舎を見ながら明洞へ。お土産を買うための自由時間です。「龍のヒゲ」を買うため仁寺洞に足を伸ばした学生もいました。

光化門の夜景

  夕飯は,キボムさんの案内でサムゲタン。   ライトアップされた光化門がきれいでした。

地域からの日韓関係史・市民の活動

とまったホテルのあった場所・鐘路区のマーク

  3月16日,早朝のソウルを発ち,正午まえには中部国際空港に到着。みな,無事に帰国しました。   今度のゼミ合宿も大変意義あるものとなりました。懇親会の2次会で,金廣烈さんが日本の市民運動を高く評価し,強制連行・強制労働などの歴史を地域で掘り起こし,調査を続けているグループに注目していること,こうした活動を韓国に紹介していきたいと思っていること,を話してくれました。私も,松代大本営や松本,伊那などの活動を伝え,地域からの日韓関係史を考える交流のパイプをふとくしていきたいと考えます。   合宿係として事務全般をとりしきってくれた彩音さん,留学経験者として韓国学生との交渉をしてくれた隆智さん,キボム,ソンヒ,ヘリム,ジュンハ,ヨンジュ,合同ゼミ報告者の皆さん,ありがとうございました。この合宿には,信州大学国際交流関係経費および人文学部後援会,やんちゃ坊のイチュンホさんから援助をいただきました。記して御礼申し上げます。

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