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おおぐし じゅんじ

大串 潤児

歴史学 教授

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こんなことしています(授業など教育) ゼミの活動

日韓合同ゼミ 「日韓/韓日で考える東日本大震災」

 2011年7月15日、大韓民国ソウルの光云大学校から金廣烈先生、全鎮浩先生、小林玲子先生はじめ学生さんたちが松本を訪ねて来てくれました。今年で第4回目となる光云大学校・信州大学人文学部日本近現代史合同ゼミナールを開催しました。
 
 テーマは、「日韓/韓日で考える東日本大震災」としました。日本近現代史ゼミからは、在日外国人と震災に関する新聞報道の特徴および「がんばれ日本!」のスローガンをナショナリズムの観点から分析した報告を行いました。
 光云大学校からは、韓国における東日本大震災報道と日本支援の募金活動について、また在日コリアンの活動についての報告が行われました。

 討論の活発で、日本近現代史ゼミ以外にも日本中世史ゼミ、世界史分野の学生たちも参加してれて、たいへん充実したゼミナールとなりました。
 光云大学校の報告者、イヒョンヒさんの、「日韓(韓日)関係は、歴史問題とかいろいろ困難はあるけれども、人間同士のつきあい、相互理解が、この震災をめぐる支援活動のなかからようやくスタートするのではないか」という言葉が印象的でした。

 懇親会も盛り上がり、2013年春、ソウルでの再会を約束してお別れしました。

 この合同ゼミナール開催を支援して下さった関係各位に感謝致します。

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