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大串 潤児

日本史 教授

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こんなことしています(授業など教育) ゼミの活動

沖縄紀行-08年・春合宿 その2

08年琉球大学-信州大学・合同ゼミナール
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那覇市・てぃるるでの合同ゼミナールを終えて。


2008年2月6日、昨日来の激しい雨は止んだものの、すっきりしない天気です。時折、青空が見えます。
この日は、15:00~琉球大学との合同ゼミが企画されています。それまでの時間、各人の自由行動。おみやげを買うなり、博物館などを見学するなり、おもいおもいに過ごしました。

私は、卒論で美術史を取り上げる学生と数人で念願の佐喜眞美術館を訪うことにしました。
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佐喜眞美術館。                屋上より普天間基地をのぞむ。

佐喜眞美術館では、「沖縄を描いた作家たち」展が開催されており、すぐれた作家の絵を堪能しました。丸木位里・丸木俊「沖縄戦の図」は400×850cmの巨大な作品で、圧倒されると同時に、丸木夫妻の細部へのこだわりを存分に観賞することができました。
2時間かけて一つ一つの絵をゆっくりと見ることが出来、大変豊かな時間を過ごしました。「心が落ちついて静かに「もの想う空間」をつくりたい」との館長の願いをうけて、しばし「もの想い」にふけっている折、普天間基地からの爆音(ヘリコプター)が響いてきました。

おもろまち新都心で食事をすませ、残った時間を使って新装なった県立博物館・美術館を訪れました。幸い、「美術館開館記念展 沖縄文化の軌跡 1872-2007」が開催されており、充実したカタログともどもたいへん勉強になりました。合同ゼミナールの時間が迫ったため博物館の方を見ることが出 来なかったことが残念です。

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県立博物館にて。              体験コーナーのみなさん。


15:00から沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」にて琉球大学との合同ゼミナールを行いました。琉球大学からは大学院生や卒業生、4年生を中心に8人もの学生が参加してくれました。
報告は信州大学日本近現代史ゼミの2年生が

1 「大密貿易時代と「女海賊ナツコ」」(小林さん)
2 「戦後沖縄の音楽文化 -コザを中心に」(北澤くん)
3 「ベトナム戦争下における沖縄と民衆」(清水くん)

琉球大学からは
1 「近代沖縄の新聞広告の見る移民会社・募集人の諸相」(大城くん)
2 「沖縄県における戦時動員体制の形成過程 -大宜味村を事例にして」(赤嶺さん)

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信州大学2年生の報告。

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大城さんの報告。               赤嶺さんの報告。

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琉球大学からは鋭い質問。         信州大学も活発な討論。

合同ゼミナールでは、とても大切な、また難しい問題が議論されました。「沖縄」と「日本」の「違い」を論じることの意味、沖縄女性史をめぐる議 論、音楽文化と地域社会、人の移動とアジアという視点、戦時動員体制の形成と暮らしの論理、みんなそれぞれ率直な意見を述べとても素晴らしいゼミだったと 思います。
夜は2つの大学による懇親会が行われました。また会うことが出来る日を楽しみにしております。

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報告お疲れ!


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泡盛をかたむけつつ。              太鼓と「三しん」で宴に華を。

2008年2月7日、二日酔いの人がいたり、長旅の疲れが出てきた人もいたり。

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朝の国際通り。ホテルの前から。


この日、那覇発ANA126便にて、全員無事、帰宅しました。

たいへん楽しく、かつ意義のある沖縄合宿でした。

※この合宿には人文学部後援会からの補助を受けました。記して感謝いたします。また、見学コースの設定から合同ゼミナールの会場予約などで赤嶺玲子さんには大変お世話になりました。参加してくれた琉球大学の皆さんも本当にありがとうございます。
報告をしてくれた2年生、ゼミ長として一切の事務を仕切ってくれた西川さんにも御礼申し上げます。

 

 

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