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おおぐし じゅんじ

大串 潤児

歴史学 教授

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サークル誌をもとめて

サークル誌をもとめて 秋田紀行

今年の夏もいろんな地域を旅し、さまざまな人に会い、多くの史料たちと出会った。
8月17日 こまちで秋田に向かう。車中では、私の学問の1つの出発点を作った白鳥邦夫『無名の日本人』を読んだ。今回の旅の目的も、彼が主催した サークル・山脈の会の機関誌を求めての旅である。白鳥邦夫さんの存在は、戦後思想史・戦後民衆史に不可欠だと思うのだけれども、歴史学ではあまり注目を集 めていない(最近の『戦後思想の名著50』平凡社にも入っていない)。
もう1つは、同じく秋田で発行されていたサークル誌・『秋田のこだま』を集めること。
県立図書館からはじまって、土崎港にまで足を伸ばした。秋田市立土崎図書館では思いがけず整理中の「種蒔く人」記念室を見学することが出来た。

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種蒔く人記念碑と秋田市立土崎図書館


私的な用件もあって、もう1つの目的、横手市の図書館にある「たいまつ」を収集する時間はなかったが、県南に行き、象潟の風景を楽しみ、また念願(?)の映画「砂の器」(松本清張)の舞台・「羽後亀田」駅を見ることが出来た。

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羽後亀田駅風景


個人的にはそれなりに充実した北の旅であった。

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