教員紹介

おおぐし じゅんじ

大串 潤児

歴史学 教授

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こんなことしています(授業など教育) ゼミの活動

韓国紀行 その1

9月7日、朝5:00。小雨ふるなかを集合して中部国際空港をめざして出発。ゼミとしては5年ぶりの、そして光云大学から留学生を迎えるようになって初 めての韓国(光云大学との交流)旅行です。日本近現代史のゼミ生だけではなく、哲学や理学部、松本市民の方もふくんだ「混成部隊」。留学生のユ・ドクサン 君も同行してくれました。
今回の旅を企画したのは、(1)信州大学人文学部では韓国史(朝鮮史)をまとめて勉強する機会はないけれども、日本近現代史を理解するうえで、日韓関 係の問題は無視することが出来ない、その勉強に少しでも役に立てばと思ったこと、(2)ここ数年、日本近現代史ゼミには光云大学からの留学生がたくさん来 るようになり、さらに交流を盛んにするため、学生同士の交流会をしたいと思ったこと、(3)その意味で、歴史のことを勉強するのは重要だけれども、それと 同じくらい「今の韓国のわかもの」のことを生身のままで知ってほしいと思ったこと、です。

10:30ANA・NH941便にてソウルに出発。日本海(東海)を眼下に見て12:30には仁川に到着。13:00頃、手続きを済ませて韓国に入 国。光云大学から、ソ君、村上君(信州大学からの留学生-半年のあいだのハングルの上達具合に驚いた)が迎えに来てくれる。16:00にはソウルに到着。 歓迎の宴。宿は、昌徳宮近くの安宿。その日は、チムジルバン(韓国の銭湯)にも行きました。

9月8日、光云大学で中央大学・信州大学の3大学によるワークショップの開催。

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金廣烈先生のあいさつ。

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司会のソ・ジャンオン君。

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ワークショップでの信州大学の報告。

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光云大学からはするどい質問が・・・・。

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日本近現代史ゼミからの質問。

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会場風景。

テーマは「韓流/日流は韓日/日韓関係を変えるか?」、それぞれ個性ある報告と、光云大学日本学科学生の上手な日本語と鋭い質問に支えられて、とても刺激的なゼミナールとなりました。
その日は、光云大学日本学科・金廣烈先生、全鎮浩先生、中央大学・李熒娘先生ともども食事会。中央の学生と私は「無礼講」で盛り上がりました。

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光云大学・中央大学・信州大学3大学合同の記念撮影。


9月9日、ソウルは小雨のふるあいにくの天気。それでも光云大学・中央大学からは多くの学生さんが私たちと行動を共にしてくれました。ソウル中心部・ 地下鉄・鐘閣駅に集合、3大学まぜこぜのグループを作って1日自由行動。買い物にいくグループあり、博物館見学のグループあり(かならず1ヶ所は博物館な どを見学してね、といっておいた)。私のグループは新装なったソウル国立中央博物館を見学。

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国立中央博物館内部にて。このほか、ソ・ジャンオン君がいます。

その後、ソウルの新興・上流階級の集まる地域・アプクジョン(狎鴎亭)で昼ご飯をたべ、みんなで映画「ケムル」(邦題・「グェムル 漢江の怪物」)を見ました。

その日の夜は屋台で食事。
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夜遅く、2年前の留学生シム君、卒業生の古谷君が、訪ねて来てくれました。シム君とは久しぶりの再会を喜びあいました。

→「その2」http://fan.shinshu-u.ac.jp/kyouin/ogushi/archives/post_13.htmlに続く。

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