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医学部附属病院で「包括先進医療棟」の地鎮祭・安全祈願祭を執り行いました

16年05月24日

地鎮祭の様子

地鎮祭の様子

信州大学医学部附属病院で、平成30年度から運用開始を予定している新棟「包括先進医療棟」の地鎮祭・安全祈願祭が、平成28年5月23日に工事用敷地内で執り行われました。

 

地鎮祭・安全祈願祭では、濱田州博学長をはじめ、大学・施工会社の関係者ら約40名が参加し、建設工事の安全を祈願しました。

 

安全祈願祭では、最初に本郷一博病院長が挨拶に立ち、「包括先進医療棟では、長野県の特定機能病院としての機能強化を目指し、最先端の高度医療を地域の皆さまにご提供いたします。ロボット手術や周産期医療、がんセンター等の機能を強化し、医療拠点として平成30年度からの運用開始を予定しています。皆さまのご理解とご協力をいただきたい」と述べました。

 

続いての濱田州博学長の挨拶では、「信大病院は長野県唯一の大学病院として役割が大きく、この包括先進医療棟により、本学の医療をより高い水準まで持ち上げるべく、改善と機能強化を図るものです。工事関係者の皆さまには、安全な施工をお願いしたい」と力を込めました。

 

次に挨拶をした池田修一医学部長は「現在の中央診療棟は先進医療を強力に進めるために十数年前にスタートしましたが、それが現在では手狭で高度な医療を進めることが困難な状態となっています。それだけ、医療事情は我々の予想を遥かに超えて高度化、複雑化していますので、この包括先進医療棟は医学関係者として嬉しく思います。医学部としては、この新棟の完成に向け、さらなる高度医療人の育成が必要となり、トップレベルの医療の実現に向け、夢が大きい分、同時に大きな責任感も感じています」と述べました。

 

最後に、施工業者の代表として挨拶をした、大成建設株式会社の守田進執行役員北信越支店長は、「このような施設を担当することに、身が引き締まる思いです。我々は、施工業者として完全なハードの作り込みを目標とし、各社が持つ技術力を結集して、経年後も古くならない建物づくりをしたい」と思いを語りました。

 

包括先進医療棟は、鉄骨鉄筋コンクリート造 地上7階 地下1階、述べ面積11,869.37㎡で平成30年3月26日の完成予定です。

 

工事中は色々とご迷惑をおかけいたしますが、地域の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

信州大学医学部附属病院 本郷 一博 病院長

信州大学医学部附属病院 本郷 一博 病院長

信州大学 濱田 州博 学長

信州大学 濱田 州博 学長

信州大学医学部 池田 修一 学部長

信州大学医学部 池田 修一 学部長

大成建設株式会社 守田 進 執行役員北信越支店長

大成建設株式会社 守田 進 執行役員北信越支店長