地元ケーブルテレビ局との連携フォーラム「我がふるさとの御柱」を開催!
16年02月19日
平成28年2月14日、信州大学と日本ケーブルテレビ連盟信越支部長野県協議会は、地域貢献・地域振興を目的とした連携協定のもと、上田市の生島足島神社で、連携フォーラム「我がふるさとの御柱」を開催しました。
第4回目となった今回のフォーラムは、今年が7年に一度行われる諏訪の御柱祭の年ということで、諏訪以外の長野県各地の御柱祭、また「柱」にまつわる祭りについて、地元ケーブルテレビ局ならではの映像とともに検証しようというものです。
本学の笹本正治教授(人文学部、地域戦略センター長)を司会・コーディネーターに、特別招聘パネリストとして長野市立博物館学芸員の小森明里さんを迎え、各ケーブルテレビ局員5名がパネリストとして参加しました。
諏訪の御柱祭のように山出し・里曳きを行うダイナミックな御柱祭から、柱を飾りつけて道祖神のある場所に建てる伝統行事や、大名行列や獅子舞といった神事とは異なる祭りの魅力まで、臨場感のある映像を見ながら、パネラーそれぞれが各地の祭りを紹介しました。国重要無形民俗文化財に指定される飯山市小菅地区の柱松柴燈神事(はしらまつさいとうしんじ)は、毎年開催だったものが現在では3年に一度となるなど、長年続いてきた祭りの継続が各地で課題となっていることについても語り合いました。
来場者は、県内各地の「柱」にまつわる祭りの多様さを知るとともに、長野県の地域文化の素晴らしさを改めて見直す機会となりました。
同フォーラムの内容は、今後、ケーブルテレビ局での放送、信州大学動画チャンネル(YouTube)での配信を予定しています。