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工学部電気電子工学科の先端磁気デバイス(佐藤・曽根原)研究室がエレクトロニクス実装学会 アカデミックプ ラザ5年連続継続賞を受賞

15年06月05日

  工学部電気電子工学科の先端磁気デバイス(佐藤・曽根原)研究室が、2015年6月に開催されたJPCA Show2015/2015マイクロエレクトロニクスショー併催企画「2015アカデミックプラザ(一般社団法人エレクトロニクス実装学会(JIEP)など主催)」(東京ビッグサイト)において、アカデミックプラザ5年連続継続賞を受賞しました。

  この賞は、2011年のJPCA Show/マイクロエレクトロニクスショーから開催を始めたアカデミックプラザに、研究成果を5年連続して採択・発表した同一部門・研究室に贈られる賞です。本賞は、本研究室の他、大阪府立大学、関東学院大学、九州大学、東京大学、東京理科大学、同志社大学、龍谷大学にそれぞれ所属の各研究室も受賞されました。


  当研究室ではこの5年間のアカデミックプラザにおいて下記の通り11件の研究内容を発表してきました。

 

  • 「情報通信機器におけるRF-ICおよびDC-DCコンバータ用高周波磁性材料利用型集積化インダクタの試作と特性評価」(2011年)★
  • 「透磁率可変型チューナブル磁気デバイス」(2012年)
  • 「磁性微粒子分散複合媒質を用いたVHF帯ヘリカルアンテナの開発」(2013年)
  • 「高周波集積回路における磁性材料を用いた低クロストーク信号線路およびインダクタ素子の研究」(2013年)
  • 「携帯電話用疑似伝送線路型コモンモードフィルタの開発」(2013年)※1
  • 「負の透磁率材料を用いた伝送線路の表皮効果抑制・低損失化」(2013年)※1★
  • 「携帯電話用疑似伝送線路型薄膜コモンモードフィルタの開発」(2014年)※1
  • 「グリーンLSI電源用ハイブリッド磁心プレーナパワーインダクタの開発」(2014年)※2
  • 「複合材料磁心を装荷した高Q平面スパイラルRFインダクタ」(2015年)
  • 「カップルドインダクタとMIMキャパシタを用いた疑似伝送線路型RF薄膜コモンモードフィルタ」(2015年)※1
  • 「負の透磁率材料を用いた高周波伝送線路の低損失化」(2015年)※1

 

※1:長野高専 中山研究室との連名発表
※2:東京工業大学 岡田・松下研究室との連名発表
★:アカデミックプラザ賞受賞テーマ

 


  何れも研究室の研究テーマである「Microwave Magnetics」、「Power Magnetics」に関連する“先端磁気デバイス”の研究成果についてです。今後ももう一つの研究テーマである「Sensor Magnetics」も加えた三本柱で、前身の山沢・三浦・佐藤研究室からの方針である社会貢献できる研究・開発を進めて参ります。

  授賞式は、6月3日に東京ビッグサイトで開催されたJPCA Show2015/2015マイクロエレクトロニクスショー併催企画アカデミックプラザ授賞式において執り行なわれ、研究室を代表して曽根原 誠 准教授が出席し、楯が贈られました。

授賞式の様子(左:JIEP展示会事業委員会委員長・関東学院大学 教授 小岩先生、右:曽根原 准教授)

授賞式の様子(左:JIEP展示会事業委員会委員長・関東学院大学 教授 小岩先生、右:曽根原 准教授)

楯