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信州大学先鋭領域融合研究群、韓国科学技術院全北分院複合素材研究所と学術交流協定調印

15年03月10日

協定調印後、協定書を囲む(左から具本澈複合素材研究所センター長、金俊璟複合素材研究所長、濱田州博群長、橋本佳男所長、遠藤守信特別特任教授、辺見信彦工学部国際交流室長)

協定調印後、協定書を囲む(左から具本澈複合素材研究所センター長、金俊璟複合素材研究所長、濱田州博群長、橋本佳男所長、遠藤守信特別特任教授、辺見信彦工学部国際交流室長)

信州大学先鋭領域融合研究群は2月27日、韓国科学技術研究院(KIST)全北分院複合素材研究所と、学術交流協定に調印しました。同研究群の外国大学・研究所との交流協定調印は4件目となります。


信大工学部で開かれた調印式には、両校の関係者25人が出席。信大側は、先鋭領域融合研究群の濱田州博・群長(繊維学部長)、同研究群を構成する5研究所の一つカーボン科学研究所の橋本佳男・所長が、KIST側は、金俊璟 (キム ジュンギョン)複合素材研究所長、具本澈(ク ボンチョル)複合素材研究所センター長が協定書に調印しました。今後、研究者の相互訪問、セミナー、共同研究などを実施して交流を深め、両者の研究レベルアップを図る予定です。


KISTは、1966年、韓国初の科学技術研究所として発足。韓国の科学技術研究を牽引し、韓国経済の急速な発展に大きく寄与してきました。このうち、全北分院複合素材研究所は、カーボンベースの複合素材研究分野では世界トップレベルの研究拠点となっており、金所長と信大の遠藤守信・特任教授(当時)の間で2013年から2014年にかけて共同研究が行われました。以降も両研究所の間では交流が続き、信頼関係が高まる中で、交流協定の調印に至りました。