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機関リポジトリについて

目次

機関リポジトリとは何ですか?

研究者の皆さまが、学術雑誌などに発表された論文などの研究成果を、大学内のサーバに保存し、無料公開するものです。
単著の論文はもちろん、共著の論文も著者の一人であれば、自分の大学のリポジトリに登録することができます。

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文献を登録して、何かメリットはありますか?

登録された論文は、より多くの学内外・国内外の研究者から読まれることが期待されます。その理由は、

・無料で公開するので、電子ジャーナルを契約していない機関の研究者も、全文を読むことができる。

・メタデータを付けて公開するので、検索エンジン(Google, Google Scholar等)でヒットしやすくなる。

・研究者総覧の各研究者の業績一覧からリンクするので、研究者情報を探しに来た閲覧者も、論文本体に手軽にアクセスできる。

また、機関リポジトリにおさめられたデータは、信州大学が責任を持って保存し、永続的にアクセス可能なように、セキュリティやファイル形式などを整備していきます。

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文献を登録するには、何をすれば良いですか?

研究者の皆さまには、次のことをお願いします。

・文献の著者最終稿を、図書館宛にお送りください。著者最終稿とは、論文の採択が決定した段階の原稿ファイルです。
形式は、なるべくWordかTeXでお願いしますが、図表などのために、他のフォーマットであったり、ファイルが複数に分かれたりしていても、そのままお送りいただいてかまいません。

公開サーバへのアップロードなどの作業は、図書館のスタッフが行います。登録が済みましたらお知らせいたします。

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登録できる研究成果の種類はどのようなものですか?

どういった種類のものを研究成果とするかは、分野によって差があると思われます。
そのため、何を登録するかの基準を、あらかじめ学部ごとに定めていただくことにしています。研究者の方々は、ご自分の所属学部の基準にそったものをご登録ください。

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無料公開は著作権上問題があるのではありませんか?

雑誌に掲載された論文の著作権は、出版社に委譲されるケースと、著者が持ち続けるケースとがあります。後者の場合は、無料公開も著者の権利として認められます。
多くの学術雑誌は前者ですが、その場合でも、リポジトリのようなサーバに登録する権利は、著者に認められているケースが大多数です。イギリスの SHERPA という団体が、世界の出版社を対象に調査した結果によれば、90%以上の雑誌においては、著者が自分の論文を、自分の所属機関のサイトで保存・公開することを認めています。(参考サイト: Sherpa Romeo学協会著作権ポリシーデータベース)
ただし、多くの場合は下記(例)のような条件がつきます。

・雑誌の誌面そのものや、電子ジャーナル版のpdfは掲載不可。採択された段階での原稿ファイルのみ掲載可。

・雑誌掲載後、6ヶ月以内は掲載不可。

条件は出版社によって異なりますが、その調査は図書館のスタッフがおこないます。
研究者の皆さまには、これらの条件を満たした原稿をお送りいただくことになります。

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著作権上の問題がないかどうかを、自分で調べる必要がありますか?

図書館のスタッフが、出版社への照会などを行って確認いたします。登録できない場合は、その旨をお知らせいたします。

下記のサイトでは、出版社名・学会名・雑誌名などから、機関リポジトリへの許諾状況を検索することができます。こちらでご自身でお調べいただくこともできます。

Sherpa Romeo(海外の出版社)
学協会著作権ポリシーデータベース(日本の学会)


なお、次の雑誌リストは、著作権の確認が取れており、信州大学機関リポジトリ(SOAR-IR)に今すぐ登録可能なものを一覧にしております。

SOAR-IRに登録可能な雑誌リスト

ご自身の論文の掲載雑誌をご確認いただき、附属図書館SOAR担当(library-soar@shinshu-u.ac.jp)までご連絡をお願い致します。

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登録した文献の著作権はどうなりますか?

リポジトリに登録しても、文献の著作権者は変わりません。

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