NEWS & TOPICS
2008年04月18日
グローバルCOE参与会を開催しました。
平成20年4月15日(火)に、参与会の委員3氏(内田盛也氏(?モリエイ代表取締役会長、清水二郎氏(東京工業大学名誉教授)、木村滋氏((社)農林水産技術情報協会研究顧問))の出席を仰ぎ、グローバルCOEの第1回参与会を開催した。グローバルCOE拠点リーダーより、進捗状況、本年度の実施計画、5年間の計画概要などの説明があり、参与会委員から戦略的に計画を実施すること、国際的なファイバー工学のハブ機能を構築することなど、貴重な意見交換を行った。
2008年04月04日
【プログラム】平成20年度大学院博士課程・研究報告会
2008年04月01日
博士課程学生対象「国際ファイバー工学コース」説明会のお知らせ
大学院博士課程学生
指導教員 各位
拠点リーダー 平井利博
お世話様です。
信州大学大学院総合工学系研究科博士課程
「生命機能・ファイバー工学専攻」では、「国際ファイバー工学コース」(グロー
バルCOE対応)を
新設しました。
このコースについての説明およびGCOEによる若手支援についての説明会を
下記の日程で行います。
2008年03月14日
Second Asian Conference on Electrochemical Power Source (ACEPS-2)
Fudan University, 220 Handan Road, Shanghai 200433, China
物質創成科学専攻 極限材料工学講座 才田隆広
2007/10/21〜2007/10/23の日程でFudan Universityにて行われたACEPS-2に参加し、ポスター発表をおこないました。ACEPS-2では、中国、台湾、韓国、日本の研究者によってリチウムイオン2次電池、スパーキャパシタおよび燃料電池に関する報告がなされました。ACEPS-2における各国の研究報告を大まかに分類するとリチウムイオン2次電池用電極材料に関する報告が最も多く、活発に議論が行われました。また、リチウムイオン2次電池の電解質中におけるリチウムイオンの伝導メカニズムに触れたファンダメンタルな報告もあり、ACEPS-2では非常に関心が高い分野であったといえます。キャパシタについては電極材料に関する報告が多くなされていました。キャパシタ用電極材料として炭素系材料を用いて評価した報告が多く、次いで酸化物系材料、伝導性高分子材料という状況でした。酸化物材料については、コストと安定性について議論されていました。燃料電池に関しては、アルコール系の燃料を用いた燃料電池の電池特性について報告されていましたが、どの報告も依然として性能および耐久性の点で未だ多くの問題点を残している現状が覗えました。また、各国の研究者との議論を行うことで研究施設および設備を含む詳細な研究環境や研究動向について知ることが出来ました。
2008年03月13日
オーストラリアDeakin大学訪問
2008年3月6-8日阿部隆夫副学部長、下坂 誠国際交流推進室長の両名がオーストラリアDeakin大学を訪問し、今後の両校間の学術交流について打ち合わせを行い、Deakin大学理工学部と信州大学繊維学部間の学部間交流協定締結の合意に至った。今後、両校において協定案の承認手続きの上、調印を行う予定である。
今回の訪問は、Deakin大学先端繊維材料センターのXungai Wang教授の仲介によるものである。Wang教授はオーストラリアの繊維科学分野の第一線の研究者であり、2007年12月に本学部で開催した第4回先端繊維国際会議(ICAFTM2007)にて招待講演を行った。
2008年03月04日
第13回河川・湖沼環境国際シンポジウム
済州オリエンタルホテル(韓国)
生命機能・ファイバー工学専攻 生物機能科学講座 井上栄壮
平成19年10月17日から19日までの3日間、済州オリエンタルホテル(韓国・済州)において開催された第13回河川・湖沼国際シンポジウムに参加した。会議では、7か国・200名以上の参加者によって、河川・湖沼における環境科学およびその関連分野に関する講演・研究発表が行われた。口頭・ポスターで行われた各研究発表について活発な議論と情報交換がなされ、予定時間を超過することも少なくないほどであった。
河川・湖沼の底生動物に関するセッションでは、口頭による研究発表(題目:Impact of flood on the dynamics of benthic and drifting Chironomidae (Diptera) at the middle reaches of the Shinano River, Central Japan)を行った。発表の概要は以下の通りである。
河川に生息する水生昆虫類の多くは巣網を形成し、有機物粒子を捕捉・摂食する。この作用による水質浄化能力を定量的に評価するためには、野外における分類群ごとの生息密度とその季節変化を明らかにする必要がある。本研究では、代表的な水生昆虫類のひとつであるユスリカ類に着目し、生息密度の動態と、その要因のひとつと考えられる季節的な水位変動との関係を明らかにすることを目的として、信濃川(千曲川)中流域の2地点において調査を行った。2006年7月19日前後、観測史上第2位の水位を記録した大規模な洪水があり、その前後および前年同時期におけるユスリカ類の動態を詳細に調査した結果、ユスリカ類は洪水によって一掃されるが、夏期の場合、平常時の水位に戻れば生息密度は1か月程度で回復し、多様性は洪水前より上昇することが明らかになった。また、洪水前後の動態はユスリカ種間で異なり、エリユスリカ亜科の種は洪水の有無に関わらず夏期に減少する一方で、ユスリカ亜科の種は洪水後に生息密度が上昇することが示唆された。野外におけるユスリカ類の基礎動態が明らかになったことにより、今後その絹糸による有機物捕捉能力を測定すれば、水質浄化能力の評価が可能となった。
発表内容に関して、千曲川で発生した大規模洪水前後におけるユスリカ類以外の水生昆虫類の動態についての質問があった。これに対し、発表で紹介できなかったデータを提示しつつ、洪水後の水生昆虫類の定着はカゲロウ類で早くトビケラ類は遅かったこと、2008年度も野外調査およびサンプルの分析を継続中である旨を回答した。また、同セッションにおいて韓国の水生昆虫類研究グループによる研究発表があり、さらに議論と情報交換を行った。水生昆虫類の研究では、種同定が困難な分類群が少なくないだけでなく、巣網を形成するかどうか不明な種が多い。水質浄化に利用可能な巣網を形成する種の確認および探索が今後必要である点を再認識した。

2008年03月04日
大学院博士課程・研究報告会開催のお知らせ
大学院博士課程・研究報告会を下記の内容にて行います。
詳細(プログラム)については後日掲示いたします。
記
日程:平成20年4月14日(月)
時間:9:00〜17:30(予定)
発表者:平成20年度博士課程(総合工学系および工学系)在籍者
(社会人および新入学生は除く)
発表形式:英語による口頭発表(PPTでのプレゼン)
発表時間:発表10分、質疑応答5分
発表内容:研究成果および研究計画
発表題目については、研究申請時の研究課題とします。
2008年02月05日
グローバルCOE国際特別講演会
講演者: 金学龍 教授 国立全北大学校(韓国)
題目:“Functional nanofibers via electrospinning”
日時:平成20年2月6日(水)15:30〜16:30
会場:講義棟 11番講義室
来聴歓迎いたします
問い合わせ先
グローバルCOE拠点形成戦略
国際連携担当
金翼水,阿部康次
e-mail:gcoe@shinshu-u.ac.jp
Tel:0268-21-5500
2008年01月26日
平成20年度信州大学特別講演会のご案内
博士課程
指導教員 各位
次の日程で平成20年度信州大学特別講演会が開催されますので,
お知らせします。
◆日時;平成21年1月28日(水)15:30〜17:00
◆場所;大学院・感性工学科棟6階 604講義室(SUNSで受信)
主局:松本キャンパス 全学教育機構211番教室
◆演題;『通じなさに関わる日本人英語の音声特徴〜プレゼンに際して〜』
◆講師;都築 雅子氏(中京大学国際教養学部 教授)
◆対象:本学学生及び教職員
特に英語のプレゼンを必要とする大学院生やその指導教員
向けですが,その他の方の参加も可能です。
詳細はこちら⇒ http://www.shinshu-u.ac.jp/event/2009/01/12820.html
2008年01月26日
1/28 平成20年度信州大学特別講演会のご案内
博士課程
指導教員 各位
次の日程で平成20年度信州大学特別講演会が開催されますので,
お知らせします。
◆日時;平成21年1月28日(水)15:30〜17:00
◆場所;大学院・感性工学科棟6階 604講義室(SUNSで受信)
主局:松本キャンパス 全学教育機構211番教室
◆演題;『通じなさに関わる日本人英語の音声特徴〜プレゼンに際して〜』
◆講師;都築 雅子氏(中京大学国際教養学部 教授)
◆対象:本学学生及び教職員
特に英語のプレゼンを必要とする大学院生やその指導教員
向けですが,その他の方の参加も可能です。
詳細はこちら⇒ http://www.shinshu-u.ac.jp/event/2009/01/12820.html
2008年01月26日
1/28 平成20年度信州大学特別講演会について
博士課程
指導教員 各位
次の日程で平成20年度信州大学特別講演会が開催されますので,
お知らせします。
◆日時;平成21年1月28日(水)15:30〜17:00
◆場所;大学院・感性工学科棟6階 604講義室(SUNSで受信)
主局:松本キャンパス 全学教育機構211番教室
◆演題;『通じなさに関わる日本人英語の音声特徴〜プレゼンに際して〜』
◆講師;都築 雅子氏(中京大学国際教養学部 教授)
◆対象:本学学生及び教職員
特に英語のプレゼンを必要とする大学院生やその指導教員
向けですが,その他の方の参加も可能です。
詳細はこちら⇒ http://www.shinshu-u.ac.jp/event/2009/01/12820.html
2008年01月23日
第4回先端繊維国際会議上田開催報告
詳細はこちらをご覧下さい。
2008年01月23日
第4回先端繊維国際会議上田ポスター賞受賞一覧
詳細はこちらをご覧下さい。
2008年01月23日
韓国産業技術研究院(KITECH)を訪問
詳細はこちらをご覧下さい。
2007年12月14日
日中韓伝統技術ワークショップ(繊維分野)
主催 信州大学繊維学部
共催 文部科学省,日本学術振興会
伝統技術のひとつである繊維分野において,今後どのような技術革新,展開が図れるかを議論し,日中韓3カ国の共同研究プロジェクトの題材や方策を探るため、文部科学省科学技術振興調整費「アジア科学技術協力の戦略的推進(1)機動的国際交流」にもとづいた事業として開催した。非公開の専門家会議を平成19年12月14日の8:30-9:30および12月15日の13:00-16:00に行い、12月15日(土)9:30-12:00に上田東急インにて公開のシンポジウムを開催した。以下に学外の招待者をまとめて示す。
● Im Seung Soon
(Hanyang University, Korea)
● Joo Chang Whan
(Chungnam National University, Korea)
● Kim Joo Yong
(Soongsil University, Korea)
● Zhu Chengyan
(Zhejiang Sci-Tech University, China)
● He Ningjia (Southwest University, China)
● Xing Tieling (Soochow University, China)
● Hideki Yamane
(Kyoto Institute of Technology, Japan)
● Kanji Kajiwara
(Ohtsuma Womenユs University, Japan)
● Teruo Hori (Fukui University, Japan)
繊維学部とサイエンスパートナーシッププログラムを行っている伊那北高校の理数科の1クラス40名を含め、80名を越す参加者を得て盛会裏に終了した。専門家会議では、将来にわたって3国間の協力の下、先端繊維の研究・教育・産業への貢献などに関する協定書に調印し、実質的な共同研究の推進を図ることとなった。