信州大学

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高エネルギー、高出力化を実現するCNTを用いたリチウムイオン二次元電池の新技術を共同開発しました

2017.11.27

 環境・エネルギー材料科学研究所 是津准教授が戸田工業株式会社と共同開発したリチウムイオンン次電池の高エネルギー、高出力を実現するCNTを用いた新技術を開発し、記者会見を行いました。


リチウムイオン二次電池は、小さなモバイル機器から大きな電気自動車まで使用され、さらなるエネルギーの密度化、高出力化、安定した繰り返し使用、充電のスピードが求められています。

現在の技術では体積エネルギー密度500-600Wh/Lまでの高エネルギー密度がが進んでいますが、より高いエネルギー密度を得るためには技術的なブレークスルーが必要であり、その一つがバインダーレス化です。
本研究では電極に使用されていたバインダーを使用せず、電気抵抗が低いCNTを用いることにより電極内電子抵抗を既存電極の1/3以下、集電体界面の抵抗を1/8以下に低減することが可能となり、高出力化を実現しました。


また、高出力での電池動作も従来電極よりも優れることから、電極反応の不均化も大幅に抑制ができます。


本技術はさらなる電池の高エネルギー密度化技術の一つして期待されます。