企業の方による講義2

活動報告

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繊維関連企業の経営者をお招きして、「企業のリーダー」、「企業経営者の情熱」を肌で感じ、通常の知識だけではないアグレッシブな姿勢を学ぶためのシリーズの講義2回目は、東海染工株式会社八代芳明社長に講義を行っていただきました。八代社長には、2年前、軽井沢で行ったものづくり・ことづくり研修にも講師としてご参加いただきました。その後も、タイでの工場研修を始め、本プログラムへ継続的にご協力くださっています。東海染工はリーディングカンパニーとして先見の目を持ち、1963年には既に海外へ進出し、タイでの生産を始めた繊維関連企業です。また、保育事業やシステム開発事業などの非繊維関連産業にも積極的に取り組み、果敢に挑戦を続ける会社でもあります。

八代社長は、幼少からのご自身の人生の経験などについて、飾ることなくお話しくださいました。また、果敢に挑戦を続ける姿勢について、言葉以上のことを伝えてくださったと思います。今回の講義の中で「人を育てる」ということが如何に大事なことなのか、人への投資をすることの重要性を学びました。また、日本を単独の国家として見るのではなく、「ASEANの中の日本」として捉え、ダイナミックに、しかし着実に先を見通す目と危機感を持って、世界のスピードに乗り、会社を引っ張っていく八代社長のエネルギーを実際に感じることができました。学生が自分だったらどう行動するかと考える例を多数挙げながら、自分で限界を決めずに失敗から学ぶ姿勢、人間力などについても分かりやすく教えてくださいました。やらないのと、やって失敗するのは、雲泥の差があるということ、また失敗することは人間性の成長だという経験を交えたお話に、学生たちから、もっと聞きたいと要望が出るほどでした。

お忙しい中、時間を割いてくださった八代社長のご協力に感謝いたします。

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