Prof. Van Langenhoveによる講義・座談会を行いました

活動報告

Prof.VanLangenhove1.JPG7月19日~22日にかけて、ベルギーはゲント大学よりリーヴァ・ファン・ランゲンホフ教授をお招きして、今年度初めてのInternational Topics on Fiber Engineering I&IIの講義を行いました。初の女性ゲストとなったファン・ランゲンホフ教授には、スマート・テキスタイルにまつわる講義をしていただきました。
また、女性の地位向上、産業と歴史にも高い興味をお持ちだということで、それぞれのトピックについて、履修生たちと座談会形式でディスカッションをしてくださいました。女性の地位向上については、女子履修生だけを対象に行いました。研究者として、妻として、そして母として、ご自身の経験をベースに、ゲント大学での現状を中心とした先生のお話に、日本よりも何倍も進んでいると思っていたヨーロッパでも、女性の地位向上・男女平等には程遠いと知って、履修生たちは随分と驚いたようです。翌日の全履修生参加の座談会では、代表が各出身国(ベルギー、日本、中国、インドネシア、タイ、パキスタン、モロッコ、ドイツ、ベトナム)の産業について、簡単にプレゼンをして、その後意見を交わしました。最後は、ドイツ人留学生の「ドイツは脱原発をしたけれど、電力が足りずに隣国フランスから電力を分けてもらっている」という発言から、エネルギー問題に話が拡がり、原子力発電に代わるクリーンエネルギーは何かについても活発なディスカッションとなりました。

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