テキスタイル基礎実習(工場研修@ミマキエンジニアリング)

活動報告

mimaki2.jpg 7月6日、テキスタイル基礎実習の一環として、プログラム履修生1年生と希望した2年生以上を対象に工場研修を行いました。2016年度1回目となる今回は、長野県内に本社を置き、業務用の大型インクジェットプリンターなどを開発している株式会社ミマキエンジニアリングを訪問しました。
「真のグローバル企業を目指す」「今後、信州大学と技術的なコラボをしていきたい」という池田取締役社長の挨拶に始まり、1年前に開設された滋野ショールームと、テキスタイルアパレルラボセンターを案内していただきました。

ショールームとラボの見学では、大型インクジェットプリンターやカッティングプロッターはもちろん、それらで作製された商品の数々まで詳しく説明していただきました。担当者の方々は、学生から次々に出される質問ひとつひとつに丁寧に回答してくださり、学生たちの知識も膨らんだのではないかと思います。中でもプリントされた着物は本物のように美しく、試着した学生は、同社の掲げる「水と空気以外は何でもプリントできる」を肌で実感できたのではないでしょうか。

見学終了後の質疑応答では、「将来、プリンター製造会社を立ち上げたいが、設備投資などどれくらいコストがかかるか」「博士号を取得した人材の雇用についてどのように考えているか」など、将来に向けた内容も多く、社会の先輩からアドバイスをもらうような形で締めくくられました。工場見学を受け入れ丁寧にご対応いただきました、株式会社ミマキエンジニアリングの皆様に感謝申し上げます。

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