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【終了しました】【全館配信】知の森昼どきセミナー 12/16(金)

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12月16日(金)の「知の森昼どきセミナー」は、人文学部教授 伊藤 盡先生を講師に、「ハリー・ポッターとファンタスティックな旅」をテーマにて開催しました。

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11月に最新刊「ハリー・ポッターと呪いの子」※が発売され、スピンオフ映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」も公開と話題の続く「ハリー・ポッター」シリーズ。
(※伊藤先生からは、現在発売中の日本語版「ハリー・ポッターと呪いの子」は『特別リハーサル版』であり、『愛蔵版』が年明け以降に発売予定なのでご注意を、とのアドバイスがありました)

原作者のJ.K.ローリングは「この世にはまだ、もっと、あるんだという感覚」を人々に与えたことが「ハリー・ポッター」の世界の魅力だと語っているそうです。

また、伊藤先生からは「『ハリー・ポッター』が普通のファンタジー小説と違うのは、シリーズを通して主人公のハリーの成長を描いているわけではないというところ。『ハリー・ポッター』の読者は、本を読んで、別世界に行く楽しさ・世界の可能性を知って日常生活に戻る。『ハリー・ポッター』の世界から帰ってきて成長しているのは、ハリーではなく読者なのだ」とお話いただきました。

ほか、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」がイギリスで上演された際にメインの登場人物であるハーマイオニー役を演じた役者を巡ってファンの間で起こった議論のお話や、「ハリー・ポッター」の呪文はラテン語に由来しているというお話、ストーリーとは直接関係ないところでうごめく様々な「モノ」の魅力など、楽しく興味深いお話に、改めて「ハリー・ポッター」シリーズの本や映画に触れたくなりました。

以下、開催のお知らせです。

図書館では次のとおり、「知の森昼どきセミナー」を開催します。

  日時 : 12月16日(金) 12:20~12:50
  講師 : 伊藤 盡先生(中央図書館 副館長 〈人文学部 〉)
  テーマ: ハリー・ポッターとファンタスティックな旅
  場所 : 中央図書館1階自由学習スペース

*「知の森昼どきセミナー」は、授業とは一味違う先生の話が聞ける企画です。

  ・研究の内容や楽しさについて・先生の学生時代のこと
  ・学生に伝えたいメッセージ

などさまざまなテーマで、月1回昼休みの図書館でお届けします。
よく知っている先生の意外な一面や、普段なかなか接することがない他学部の先生の話を聞くチャンスですので、ぜひご参加ください。

*全キャンパスでTV配信します!
(教育学部図書館、工学部図書館、農学部図書館、繊維学部図書館)

*事前申込不要 *昼食持込可(中央図書館、農学部図書館)

【お問い合わせ】
信州大学中央図書館カウンター(Tel:0263-37-2172)
TV配信については各図書館へお問い合わせください。

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