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【終了しました】知の森昼どきセミナー 1/28(木)

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1月28日(木)の「知の森昼どきセミナー」は、成澤孝人教授(大学院 法曹法務研究科)を講師に、「表現の自由と知る権利 ~信州大学奥平康弘コレクションの意義」をテーマに開催しました。

戦後憲法学の中心として、日本社会の自由主義化に大きな貢献をした奥平康弘教授の研究を紹介して
いただきました。
「言論の自由があってこそ個人の幸福が守られる。」
「自由な発想があってこそ社会に貢献できる。」
これがなければ民主主義が成り立たない。また、言論には言論で対抗するという原理を徹底的に追求した奥平教授の研究は、今の日本社会に密接に関わる興味深いものでした。

成澤先生より、奥平康弘教授の著書を3冊ご紹介していただきました。
憲法学の中でも読みやすい本だそうです。
附属図書館にも所蔵がありますので、ぜひご覧ください。

『治安維持法小史』(2006年、岩波書店)
(中央図・教育図には1977年の単行本版があります。)
『表現の自由とはなにか』(1970年、中公新書)
『知る権利』(1979年、岩波書店)また2月12日(金)に、中央図書館にて奥平康弘コレクション寄贈式・記念講演を開催します。詳しくはこちらをご覧ください。

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以下、開催のお知らせです。


図書館では次のとおり、「知の森昼どきセミナー」を開催します。

日時 : 1月28日(木) 12:20~12:50
講師 : 成澤孝人教授(大学院 法曹法務研究科)
テーマ: 「表現の自由と知る権利
~信州大学奥平康弘コレクションの意義」
場所 : 中央図書館1階自由学習スペース

*「知の森昼どきセミナー」は、授業とは一味違う先生の話が聞ける企画です。

・研究の内容や楽しさについて・先生の学生時代のこと
・学生に伝えたいメッセージ

などさまざまなテーマで、月1回昼休みの図書館でお届けします。
よく知っている先生の意外な一面や、普段なかなか接することがない他学部の先生の話を聞くチャンスですので、ぜひご参加ください。

*事前申込不要 *昼食持込可

【お問い合わせ】
信州大学中央図書館カウンター(Tel:0263-37-2172)

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