調印後の記念品贈呈

信州大学先鋭領域融合研究群 山岳科学研究所では、マレーシア・サラワク大学ボルネオ研究所(Institute of Borneo Studies,Universiti Malaysia Sarawak)との間で学術交流に関する協定を締結しました。

平成29年9月12日、サラワク大学で執り行われた調印式には、同大学からコプリ副学長(Prof. Dr. Kopli Bujang, Deputy Vice Chancellor)、ボルネオ研究所のシャーレーン所長(Associate Prof. Dr. Shahren Ahmad Zaidi Adruce, Director)、本研究所からは、国際山岳連携研究室の金沢謙太郎准教授や泉山所長の研究室院生らが出席し、コプリ副学長からは、学術交流を通じて両研究所及び両大学の発展につながることへの期待が述べられました。

ボルネオ研究所が位置するマレーシア サラワク州は、世界最高レベルの生物多様性が確認されているほか、20以上の民族が居住しており、同研究所は熱帯の自然環境や多文化を学ぶのにふさわしい環境にある研究機関です。とりわけボルネオ島の中央高地には原生的な自然や多様な先住民文化が息づいています。

この協定締結を機に、山岳高原地帯という自然環境や生業文化などの共通要素に着目し、共同研究をはじめとする学術交流を促進することが期待されます。


山岳科学研究所の概要紹介

Kopli副学長によるMoU調印

大学本部建物

ムル国立公園視察