信州ブックレットシリーズ002
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36 私どもも,2002年から,創立55周年を機に,先ほどありましたようなバイオミミクリー等の研究に対して,助成をさせていただいております。今年度の場合で言いますと,334件の公募数があったんですけど,そういう研究をしている大学の先生方から応募いただいて,そのうち10数件を支援させていただいているというところであります。 また,そういう研究成果を発表していただく場として,フォーラムを設けておるんですけれども。今年は,COP10を控えておりますので,名古屋で10月14日にさせていただく予定であります。基調講演は,この分野で企業との橋渡しもされています東北大学の石田先生にお願いしまして,その他,助成経験者の先生方にも来ていただくというふうなところで考えておるところです。 積水化学自体の取り組み事例ですが,まだまだそういったものは少ないのですが,例えば右の写真のフラクタル理論を応用した日よけがあげられます。東京のお台場の未来館で去年実験したんですけれども。普通の日よけと比べまして,かなり温度が下がるということがわかっております。木陰の中にお

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