信州ブックレットシリーズ002
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33企業における「CSRと生物多様性保全」の取組セナ的な取組から一歩抜け出て,事業活動における取組としてしっかりやっていく必要があるんだろうというふうな認識を,今,持っております。 それで,具体的にどういうことをやって,これからいくかというところなんですけれども。大きく分けまして4つあるんだろうと思います。1点目,2点目,これは従来の延長線かと思います。NPOの活動を支援していくということで,最初にありましたような自然保護活動をされている専門家の皆さんの活動を支援するということも非常に大事だと思います。我々自身も,社員の教育とかということをやっておりますけれども,そういうことを通じて自然保護活動の重要さを認識していくというふうな部分も必要だろうと思います。これは事業にかかわらない部分であります。 ただ,それだけではストップしておるということで,3番,4番なんですけれども,事業における負荷の削減ということで,CO2の排出であるとか,廃棄物の排出,あるいは水の排出なんかも,温度管理なんかをしっかりやって取り組んでいくという部分が必要であります。それに加えまして4点目が,技術の部分を活用して,製品でもって負荷を,あるいは保全という部分で取り組んでいく必要があろうかというふうに思います。 NPO等との連携ということで,さまざまやっております。冒頭に述べましたように,水という会社の名前もありますので,森と水というふうなテーマでこういう取組をやっております。 それからNPOの支援,これも会社独自でやっておるわけなんですが。単なる寄付活動に終わらず,一緒に取組をさせていただいて,そこから我々も

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