信州ブックレットシリーズ002
27/39

27企業における「CSRと生物多様性保全」の取組 積水化学グループの生物多様性に対する考え方と取組 それで,CO2と生物多様性の考え方なんですけれども,今,私どもはこちらの図にあるような考え方をしております。この図の「生物多様性の保全」というのは,広い意味の生物多様性という部分と狭い意味での生物多様性というものが2つあると思います。 従来,生物多様性の保全は温暖化防止と資源の有効利用というものと並列的に考えられてきたかと思うんですが,それは狭い意味での生物多様性保全というところかなと。こういったものが相まって,広い意味での生物多様性の保全が実現されるというふうに考えております。生物多様性保全を実現するために,CO2も廃棄物も最小限に抑えていくんだという考え方が基本でございます。 また,生物多様性独自の部分での,狭い意味の保全という部分での貢献というものも着実に実行していく必要があろうかというふうに思います。 それから製品による負荷削減への貢献というのを最大化させるというところであります。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です