信州ブックレットシリーズ002

11/39

11企業における「ＣＳＲと生物多様性保全」の取組　そういったところに植林をしていくんですが，下の写真をご覧になってわかるように，１年目の写真が左側です。それから右側が数年ですね，４～５年だと思いますけれども，かなり，見る見る大きくなってくるというふうな感じでありまして。しかし，ここまで至るには失敗事例も多かったというふうに聞いております。企業側から見ると，非常に成果が目に見えるということで，こういう事業への支援は結構あります。こちらのプロジェクトは，マングローブ植林大作戦連絡協議会というところが続けておられるんですが，経団連も10年にわたってご支援させていただいて，総面積1,000ヘクタール以上の植林を続けておられるというような状況です。　３つ目は，カンボジアのキリロム国立公園の事例です。カンボジアはしばらく内戦状態が続いておって，ようやく平和になって何年か経ってきたというところなんですね。環境保全といいますか，生物多様性の保全という言い方でもいいかと思うんですが，住民の生計といいます

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です