信州ブックレットシリーズ6電子書籍版
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事業展開の方向性を大きく規定することになるのではないか、そして環境という資源が希少化するならば、二酸化炭素排出権のみならず、従来は外部性にゆだねられてきた何らかの要素が市場化し、企業活動の採算性に大きな影響を与えるようになるのではないか、別の言い方をすれば、環境要因や環境活動の相場化(あまり良いひびきではありませんが)が進むかもしれない、とも感じられます。 環境問題はすでに初等・中等教育にも取り入れられているようでございまして、現時点では世代間ギャップがまだ残っているかもしれません。本日のフォーラムでは高等教育、とくに社会人教育におけるこれからのグリーン経営分野において念頭に置くべきポイントは何か、環境省自然環境局長塚本瑞天様のご高話と、安井至先生、マイケル・ノートン先生、樋口一清先生ら、環境教育の第一人者の先生方によるご講演を通じ、ご出席の皆々様が未来への射程を展望する一助にしていただけますならば、開催者としてこれにまさる喜びはございません。本日はお越しいただき有難うございます。平成27年2月21日(長野市ものづくり支援センターUFO長野)2

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