信州ブックレットシリーズ6電子書籍版
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ころ馬です。そして講演して、また、その日のうちに帰宅できる。もう論外ですね、我々はそういう生活をしているわけであります。 そのほか、講演会場のここ5階までエレベーターに乗って上がってきてはいけないという話ですよね。私たちの便利な生活は電気、主としてモーターに支えられています。 それからパソコン、半導体デバイスなどですね。ここにあるパソコンなども、ものすごいエネルギーを使って作っているわけです。もちろん、使用時に電気も消費しています(スライド17)。 だから、こういう生活をしている以上、やっぱり、エネルギー無しには無理だな、なんていう気がします。 では、実際にどれぐらい使っているのでしょうか。 人間も一種の熱機関です。外部からエネルギーを入れて、それを燃やして生きているわけです。人の生存のために必要なエネルギーが毎日2,000~2,500kcalで、これを体内で酸化して700ないし1,000gぐらいのCO2を一日に出しています(スライド18)。 どこで使っているのかというと、重量当たりでは脳のエネルギー消費量が高いのです。全体のエネルギー消費量の18%ぐらいが脳でありまして、あと肝臓。これはお酒を飲んだほうがいいという•答:快適で便利な生活をするため•それには、電気に関する発明が大きい=電力のみが可能にした快適性と利便性。•=主として、モーター。そして、ヒートポンプ。•洗濯機、掃除機、エレベータ、エスカレータ、冷蔵庫、エアコン、、、、、、、•=主として、半導体デバイス・ディスプレイ。•テレビ、スマホ、通信機器、BD、、、、•低電力照明(LED)•本質的かどうか不明ながら、娯楽性も18なぜ我々はエネルギーを使いたがるかその3スライド17最低、どのぐらいエネルギーが必要か基礎値=ヒトの生存のためのエネルギー•ヒトは、エネルギーを補給するために、毎日食物を摂取2000-2500kcal/日•体内で酸化して、700-1000gCO2/日を排出19部位エネルギー消費量 (%)部位 の重量(%)重量 当 りのエネルギー消費量(Kcal)脳182900心臓11腎臓7肝臓20筋肉20皮膚5その他19404866335248スライド1822

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