信州ブックレットシリーズ5電子書籍版
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生活や仕事の中でも,そんなことを考える考え方として非常に面白いなというか,参考になりました。ありがとうございました。橋本:実は,リスクを扱う学問の中で,リスクに関する共通の定義はないんです。それぞれの領域でリスクを定義して使っているのです。ここで今日ご紹介したのは,その中でも代表的な考え方のものです。そういう意味で,リスクを捉える考え方もまだ統一した定義がないという状況です。会場C:そうですか,なるほど。とても参考になりました,ありがとうございました。会場D:本日は,ありがとうございました。ちょっと難しいテーマだったのかなと自分なりに思っていたのですが,先生の例え話(事例)が多くて,とても理解が進んだと思います。 リスクが日常的にたくさん存在しているということで,それを数値化,定量化して,どんな処置がベストなのかと見極めることがすごく難しいことなんだなと分かりました。今後の日常生活の中で,当事者意識を持ってリスクを考えて過ごしていきたいなと思います。ありがとうございました。会場E:今日はありがとうございました。特に,リスクの認知バイアスですか,これも非常に分かりやすく説明していただきまして,あらためて,興味をそそられました。ありがとうございました。会場B:私は,リスクのトレード・オフという考え方は今までなかったので,それが新しく感じられました。 あと,対抗リスクを社会的に容認していったり,共通認識とすることによって,いろいろな仕組みづくりが安定化して進んでいくということも分かったので,それが一番ありがたかったです。今後に生かしたいと思います。ありがとうございました。会場F:ありがとうございました。いろいろ仕事で活動していく中76

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