Dr. Marco Pelin(左)と佐々木教授(右)

2015年12月に開催した第3回バイオメディカル研究所国際シンポジウムで講演していただきましたイタリアトリエステ大学生命科学部門薬理ゲノミクス研究室のDr. Gabriele Stoccoと佐々木克典教授(組織発生学教室、バイオメディカル研究所併任教員)はiPS細胞を使った薬剤性膵炎の発症メカニズムの解明について共同研究を進めるべく予てより交流をしてきました。今回、同研究室より博士研究員のDr. Marco Pelinが技術習得のため組織発生学教室にいらっしゃいました。

Dr. Marco Pelinは2016年4月3日から約3週間滞在し、佐々木克典教授、岳 鳳鳴助教(組織発生学教室)のもとでiPS細胞の培養や多能性幹細胞由来膵臓外分泌細胞の分化誘導などの技術指導を受けました。滞在中には組織発生学教室内でセミナーを開き、トリエステの紹介から始まり、毒物学者である自身の研究についてなど話されました。

帰国後は今回の滞在で習得した研究技術を活かし研究のさらなる推進が期待されています。

セミナーの様子

組織発生学教室の皆さんとDr. Marco Pelin(中央)