信州大学

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  • 研究所長メッセージ

Director's Message研究所長メッセージ

独自の生命科学・医学研究から超高齢化社会を牽引し、
持続的な発展を目指す

 バイオメディカル研究所は、5年間の第1期を経て、6年間の第2期に突入しました。多くの方々のご協力により研究所の基盤が構築され、これからが本当の挑戦になります。生命科学の独創的な研究に特化すると共に、異分野との連携研究を実践し、イノベーションを創出する研究を推進します。人・知・物を好循環させて、世界と戦う成果を生み出し続けます。最終目標は独自の新原理発見・新学術領域創出で、信州大学の研究所から日本の研究所、世界の研究所へと発展させていくことが私の使命です。
 生命科学研究の最終成果は論文です。インパクトの高い独創的な論文を多数発表し、確固たる国際的な評価を得ることが最重要です。一方研究にはお金が必要で、外部資金はまず科学研究費を重視し、この基盤研究に立脚して多角的に外部資金を拡大して、更に国プロ規模の大型予算獲得を目指します。また、研究所と大学院が一体となった教育研究拠点を形成し、基礎から応用までの様々なステージの高度専門能力を備えると共に、境界領域の知識を有する人材を育成します。研究所の国際的研究・活動を実体験することにより、グローバルな視点をもつ次世代社会のリーダーを輩出していきます。
 大きな夢を抱いて離陸したバイオメディカル研究所が更に飛躍し、独創的な価値ある研究を世界に発信しながら生命科学の大空を滑空できるように、皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

バイオメディカル研究所 所長
齋藤 直人

先鋭領域融合研究群 バイオメディカル研究所長
学術研究院教授(保健学系) / 博士(医学)
齋藤 直人
Naoto Saito
経  歴
  • 1988年 信州大学医学部卒業 医学部附属病院医員
  • 1996年 信州大学医学部助手
  • 1999年 信州大学医学部講師
  • 2004年 信州大学医学部保健学科教授
  • 2014年 信州大学先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所長
  • 2019年 信州大学卓越教授
研究分野
生体医工学、生体材料、ナノバイオテクノロジー、骨代謝、整形外科学、リハビリテーション医学
研究テーマ
新規人工関節・脊椎固定インプラント開発、ナノカーボンの生体材料応用、ナノカーボンの生体安全性評価、骨再生医学