佐藤 里穂

アメリカのリベラルな街で得たもの

短期留学

佐藤 里穂さん

総合理工学研究科繊維学専攻
留学種類:交換留学
留学期間:2017年 9月 ~ 2018年 6月
留学先:アメリカ 南オレゴン大学

留学先大学について

 南オレゴン大学は、リベラルアーツカレッジのため芸術や文学、数学、政治経済、音楽、アウトドアリーダーシップなど数え切れないほど数多くの分野から自分の学びたい授業を選ぶことができます。少人数教育も徹底されており、クラスの学生数は10~20人程度ということが多いです。よって、先生にも顔を覚えてもらえ、相談にも乗ってもらいやすいです!自然が多く、時々芝生に寝転がって課題をしたり気持ちよく勉強することができました。図書館も、大きくて綺麗でカフェもあり便利なので頻繁に利用していました。

学習面について

 教科によってはどっさり宿題を出されます。私は、宿題を出されなくても、クラスのディスカッションについていくために自分で何時間も予習していました。自分の取りたい授業が自分のレベルに合った授業を取るためには、コーディネーターの方に相談したり、過去にその授業を取っていた友達に相談したり、1回目の授業に参加してガイダンスを受けてから決めたりするといいと思います。また、人気の授業は履修登録受付後すぐに履修登録しないと定員に達して取れなくなってしまいます。どうしても取りたい授業があるときは早めに行動してくださいね!

生活について

 南オレゴン大学のあるアシュランドは治安が良く、自然に囲まれた静かな街で勉強に集中することができます。学校の近くにはSafewayやMarket of Choiceなどのスーパーマーケットがあり、そこで食材や生活用品などを買うことができます。近くの街Medfordまで足を伸ばせば、大きなマーケットやアジアンマーケット(納豆やめんつゆなど日本の食材が買える貴重な場所です)もあります。歩いて30分ぐらいのところにアシュランドのダウンタウンがあり、友達と一緒にかわいい雑貨屋さんやレストランに行ったり、ベーカリーでパンを買ったりできます。

留学で得たこと

 私がこの留学で得たものは、英語の語学力や授業で得た学問的な知識だけではありません。この留学で得た一番大きなものは、「自分と違うバックグラウンドや意見を持った人たちを受け入れる」力が身に付いたことです。アメリカには、本当に色々な人たちがいます。種族も宗教も政治に対する意見も様々。特にアシュランドはかなりリベラルな街なので、LGBTに関する活動をしている方も多く多様な生き方をしている方たちと友達になることができました。美的感覚も人それぞれで、自分が思う「美しい」の概念の多くは、長く日本のメディアに触れてきたことで外側から形成されたものなのだと気付きました。このような気づきは、今後の人生に大いに役立つものだと思います。

後輩へのアドバイス、信州大学へのメッセージ等

 まだ海外に長期滞在をしたことがなくて、これから留学をすることを迷っている後輩がいたら、今すぐ挑戦することをお勧めします。私は、初めて留学するのは若ければ若い方がいいと考えています。なぜなら、初めての留学というのはその後の人生をほぼ確実に変えるからです。海外の大学院に正規入学したくなるかもしれないし、海外の企業に就職したくなるかもしれない。若ければ若いほど、選択肢は広がります。「今日がこれからの人生で一番若い日」という言葉があります。金銭面が不安なら返済不要の海外留学奨学金の募集要項を探してどんどん応募してください。就職が不安でもボストンキャリアフォーラムなどいくらでも就職先を見つける道はあります。大体の不安は頑張れば解決できます。若いうちの留学には、それだけの労力をかける価値があります。ぜひ、今すぐ準備を始めてください。

 最後に、今回の私の留学を支えてくれた家族、国際交流課の方々、研究室の和田先生、SOUの方々、トビタテ留学JAPANの方々、そのほか大勢の方々に心からの感謝を申し上げます。私一人の力では成し得なかったことです。本当にありがとうございました!!!